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カンペ1液MレタンHG(ハイグレード)
種類:ターペン可溶形ウレタン樹脂塗料
社名:関西ペイント株式会社
仕様
商品名 | 容量 | kg/m²* | 塗装面積* | 上塗可能時間(23℃) | |
下塗材 | 浸透形Mシーラー | 15kg | 0.14 | 1回塗りで100m² ※吸い込みの著しい場合は2回塗 |
4時間以上7日以内 |
上塗材 | カンペ1液MレタンHG | 15kg | 0.13~0.17 | 2回塗りで44~57m² | 2時間以上7日以内 |
*塗装量は、用途・使用環境により差異が出ます。標準塗装仕様(例)もご参照ください。
常備色
画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。
提案色
白 | ||||
KP-111 | KP-110 | KP-112 | KP-223 | KP-221 |
KP-310 | KP-127 | KP-121 | KP-133 | KP-80 |
KP-337 | KP-120 | KP-131 | KP-141 | KP-247 |
KP-330 | KP-336 | KP-147 | KP-350 | KP-75 |
◎KP-347 | KP-357 | KP-150 | KP-352 | KP-70 |
KP-356 | ◎KP-167 | ◎KP-376 | ◎KP-368 | ◎KP-50 |
◎KP-367 | ◎KP-170 | ◎KP-385 | ◎KP-185 | ◎KP-379 |
提案色以外でも日本塗料工業会色見本帳などでの調色も可能です。
◎印は材料費が割高になります。
特徴
- 鉄部・木部・モルタル・コンクリートに!
- 作業性にこだわった塗りやすい塗料です!
- 最高水準の耐皮脂性(※同系統品比)
- カンペ1液MレタンHG(ハイグレード)は2つの塗料のいいとこどり
- 1液 1液で使いやすい・環境にやさしい・幅広い下地適性
- 2液 抜群の作業性・安心の高耐候性・信頼の塗膜物性
これ一本でOK!
カンペ1液MレタンHG(ハイグレード)は、"塗りやすさ"にこだわりました。
- 刷毛・ローラーでの作業性に優れ滑らかな仕上がり肌を呈します。
- 軽やかなネタ配りができます。
- トマリが抜群です。
白エナメル耐候性比較(XWOM)
耐候等級 2級相当品 (1200h 80%以上)
仕上がり良好です
もちろん品質にもこだわっています。
塗装後の初期艶も良好です
各種機能も有しています
用途
鉄部、木部、モルタル、コンクリートなど
標準塗装仕様(例)
一般鉄部
工程 | 塗料名・処置 | 標準所要量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
塗装方法 | 希釈率 (重量%) |
|
1 | 素地調整 |
劣化している塗膜はケレン工具で除去する。 さびは、電動工具やサンドペーパーなどを用いて除去し、塗膜面を清掃する。 素地露出部は下塗りを用いて補修塗りを行う。 |
||||
2 | 下塗り | ザウルスEX II 塗料用シンナーA |
0.13 | 4時間以上7日以内 | ローラー | 0~10 |
0.17 | エアレス | 5~15 | ||||
3 | 上塗り (1回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13 | 2時間以上7日以内 | ハケ・ローラー | 5~15 |
0.17 | エアレス | 5~20 | ||||
4 | 上塗り (2回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13 | ━ | ハケ・ローラー | 5~15 |
0.17 | エアレス | 5~20 |
木部
工程 | 塗料名・処置 | 標準所要量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
塗装方法 | 希釈率 (重量%) |
|
1 | 素地調整 |
汚れ、付着物を除去し、研磨紙P120~P140を用いて研磨紙ずりを行う。 節およびその周辺は、セラックニスを用いて節止めを行い、穴うめの必要があればポリパテなどで穴うめを行う。 |
||||
2 | 下塗り | カンペ1液M木部用下塗HG 塗料用シンナーA |
0.13~0.20 | 4時間以上7日以内 | ハケ・ローラー | 0~10 |
3 | 上塗り (1回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13~0.16 | 2時間以上7日以内 | ハケ・ローラー | 5~15 |
4 | 上塗り (2回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13~0.16 | ━ | ハケ・ローラー | 5~15 |
コンクリート・モルタル
工程 | 塗料名・処置 | 標準所要量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
塗装方法 | 希釈率 (重量%) |
|
1 | 素地調整 |
モルタルの浮き・クラック等は適切な処置を行う。 劣化塗膜やチョーキング・汚れなどを高圧水洗にて除去し、乾燥した清浄な面とする。 |
||||
2 | 下塗り | アレスホルダーGII 上水 |
0.8~1.5 | 8時間以上7日以内 | 多孔質ローラー | 1~5 |
3 | 上塗り (1回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13 | 2時間以上7日以内 | ハケ・ローラー | 5~15 |
0.17 | エアレス | 5~20 | ||||
4 | 上塗り (2回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13 | ━ | ハケ・ローラー | 5~15 |
0.17 | エアレス | 5~20 |
※その他にも様々仕様を組むことが可能です。詳細についてはお問い合わせ下さい。
窯業系サイディングボード(トップコートの塗り替え)
工程 | 塗料名・処置 | 標準所要量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
塗装方法 | 希釈率 (重量%) |
|
1 | 素地調整 |
サイディングボードのクラック・ボード面の脆弱層のクラックなどは適切な処置を行う。 劣化塗膜やチョーキング・汚れなどを高圧水洗にて除去し、乾燥した清浄な面とする。 |
||||
3 | 上塗り (1回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13 | 2時間以上7日以内 | ハケ・ローラー | 5~15 |
0.17 | エアレス | 5~20 | ||||
4 | 上塗り (2回目) |
カンペ1液MレタンHG 塗料用シンナーA |
0.13 | ━ | ハケ・ローラー | 5~15 |
0.17 | エアレス | 5~20 |
※シーリング材にはシープラ処理等施してください。
※下地・旧塗膜の劣化が著しい場合には上塗りの前に「アレス水性エポレジン」等を塗装してください。
注意事項
施工上の注意事項
- 所要量は、被塗物の形状や素材、塗装方法、環境などによって増減する場合があります。
- 塗装仕様に記載の塗装間隔は、屋外で気温23℃の条件を想定しています。低温時や屋内等で十分な換気ができない場合は、塗装間隔が長くなることがありますのでご注意ください。
- 気温5°C以下、湿度85%以上の環境では塗装を避けて下さい。また、強風時や降雨、降雪、結露が予測される場合も塗装を避けてください。
- 吸い込みが大きい素材や、下地調整を行った部分には、「エポMシーラー」を下塗りとしてご使用ください。(「VPシーラー」は不適です)
- 黄・赤・青・緑系の冴えた色で仕上げる場合は、隠蔽性を上げるため、1層目に共色で塗装して仕上げることをお奨めします。
- 外壁面や浴室壁面等にエマルションパテを使用しないでください。剥離の原因となります。
- 耐磨耗性、耐油性、耐溶剤性等が求められるカウンター、床面、遊具、プラント、設備類へは適用できません。
- コンクリート、モルタル等のアルカリ性素材に塗装する場合は、水分8%以下、pH10以下になるまで、十分に乾燥させ、適切な下塗りを塗装後に本品を塗装してください。
塗装する際は、適切な下地処理を行ってください。 - 鉄扉等の旧塗膜への直接塗りはチヂミや付着不良等の不具合が発生する場合がありますので、必ずザウルスEXⅡ等のさび止めの上に本品を塗装してください。
- 使用前に塗料を均一にかき混ぜてください。薄めすぎは隠蔽力不足や光沢不足の原因となるだけではなく、流れやすくなるために、仕上り不良の原因ともなりますのでご注意ください。
流れた部分が白っぽくなることがありますが、この場合は、直ちに補修塗りを実施してください。 - 被塗面に、油、ワックス汚れ等が付着している場合は、必ずシンナーを含ませたウエスで拭き取ってから塗装してください。
- ツヤ調整仕上げの場合、塗装方法の変動、所要量のバラツキ等により、ツヤムラが生じる場合がありますので、ご注意ください。
- 塗料用シンナーで容易に溶解する旧塗膜の上には塗装しないでください。(チヂミが発生する場合があります。)
- 異なる色相で塗り重ねる場合、2層目の上塗り時に1層目の色のブリード(色の移行)が発生する場合がありますのでご注意ください。
- 汚れ、傷などにより補修塗りが必要な場合がありますので、使用塗料の控えは必ずとっておき、同一塗料、同一ロット、同一塗装方法で補修塗装をしてください。
- 塗装用具の洗浄には必ずラッカーシンナーを用いてください。(塗料用シンナーでは洗浄できません)
- 開缶した状態で長時間放置すると、空気と反応して増粘・皮張り等を起こしやすくなりますので、使用後の塗料は、必ず密閉して冷暗所に保管してください。
- スチールドアなどで、ゴムパッキンと接触する部分は、粘着することがありますので、「カンペ1液Mスーパー強化剤」を添加して塗装してください。但し古い建物等で塩ビのパッキンが使われている場合はパッキンを交換してください。
- シーリング面への塗装は極力避けてください。汚染や粘着、ワレの原因となります。やむをえず塗装する場合には、ノンブリードタイプのシーリング材を用いることとし、「シープラ」又は「マルチタイルコンクリートプライマーEPO」をバインダーとして挟むことで不具合を軽減することができます。
- 本品自体の耐皮脂性も向上させていますが、頻繁に人の手が触れる部分は「カンペ1液Mスーパー強化剤」を添加して塗装してください。
- 蓄熱されやすい素材(軽量モルタル、ALC、窯業サイディングなど)等で、旧塗膜が弾性リシンや弾性スタッコ、複層弾性のアクリルトップ等の場合、環境条件によっては水や温度の影響で塗膜が膨れる場合があります。これらの場合には既存塗膜を除去する等の入念な下地処理を行ってください。
- 濃彩色仕上げの際、雑巾・ウエス等で強くこすると色落ちや艶変化が起こる場合があります。
ご使用上の注意事項
関連商品
備考
関西ペイント株式会社:http://www.kansai.co.jp/
PDF:カンペ1液MレタンHG
PDF:浸透形Mシーラー