アクアレスメル
種類:環境配慮型超低臭水性反応硬化型塗料
社名:東日本塗料株式会社
商品名 | 容量 | 艶 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | |||
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※価格は税込価格になります。
※上記以外の色につきましては別途お問い合わせ下さい。
仕様
商品名 | 容量 | kg/m² | 塗装面積 | 上塗可能時間 (23℃) |
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下塗材 | レスメルシーラー | 4kg | 0.12~0.15 | 1回塗りで26~34m² | 1h~7日 | |
15kg | 0.12~0.15 | 1回塗りで100~125m² | 1h~7日 | |||
上塗材 | アクアレスメル | 4kg | 0.12~0.15 | 2回塗りで13.3~16.7m² | 2h~7日 | |
15kg | 0.12~0.15 | 2回塗りで50~62.5m² | 2h~7日 | |||
アクアレスメル抗菌 | 15kg | 0.12~0.15 | 2回塗りで50~62.5m² | 2h~7日 |
常備色
画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。
()内は日本塗料工業会番号と合わせた番号となります。
常備色
D-101 (白) |
D-103 (D22-90B近似) |
D-105 (D22-85D近似) |
D-123 (D19-85C近似) |
D-122 (D27-85B近似) |
D-102 (D25-90C近似) |
D-124 (D22-85D赤目近似) |
D-106 (D17-80D黄目近似) |
D-104 (DN-87近似) |
D-125 (D35-92B黄目近似) |
D-108 (D22-85F近似) |
D-107 (DN-77赤目近似) |
D-110 (D35-80B白目近似) |
D-111 (D22-85H近似) |
標準色
D-301 (N-90近似) |
D-220 (DN27-85B近似) |
D-221 (DN22-80B近似) |
D-302 (D22-70H近似) |
D-201 (DN-80近似) |
D-200 (DN-85近似) |
D-222 (D19-75D赤目近似) |
D-303 (D19-70D近似) |
D-203 (DN-70近似) |
D-202 (DN-75近似) |
D-290 (DN-85近似) |
D-223 (D19-70黒目近似) |
D-270 (D09-60B暗め近似) |
特徴
高い安全性 VOCフリー
アクアレスメルシリーズは、TVOC(揮発性有機化合物)を配合せず、日本塗料工業会のVOCフリーエマルション塗料及び健康リスクに対する居室用塗料の目標基準、VOCを基準とした居室用塗料分類のW1(エマルション塗料 VOC対策品)に適合した環境配慮型塗料です。
塗料の健康リスクに対する目標基準 (日本塗料工業会)
塗料設計条件 | エマルション塗料 | アクアレスメル アクアレスメル抗菌 レスメルシーラー |
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TVOC | 1%以下 | 適合 |
芳香族系溶剤類 | 0.1%以下 | 適合 |
アルデヒド類 | 0.01%以下 | 適合 |
重金属 | 0.05%以下 | 適合 |
発がん性物質・生殖毒性物質・変異原性物質 | 0.1%以下 | 適合 |
感作性物質 | 0.1%以下 | 適合 |
VOCを標準とした居室用塗料分類 (日本塗料工業会)
分類 | 適応性 | VOC含有量(%) | 芳香族系炭化水素溶剤含有量(%) | 備考 | |
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内装 | 外装 | ||||
W1 | ◎ | ◎ | 1%未満 | 0.1%未満 | アクアレスメル アクアレスメル抗菌 レスメルシーラー (エマルション塗料 VOC対策品) |
W2 | 〇 | ◎ | 1%以上5%未満 | 1%未満 | エマルション塗料一般品 |
W3 | △ | 〇 | 5%以上 | 1%未満 | エマルション塗料特定品 水溶性塗料一般品 |
VOC対策として ◎良く適する 〇適する △条件つきで使用 ×適さない
超低臭性
臭気の原因物質を独自の技術で取り除きました。施工時から乾燥後まで、不快臭がほとんど気になりません。住宅や飲食店などの臭いの気になる場所への塗装に適しています。
官能試験 少ない◎~×多い
塗料 | ニオイセンサー | 官能試験 |
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アクアレスメル 艶消 白 | 199 | ◎ |
アクアレスメル 半艶 白 | 221 | ◎ |
アクアレスメル 艶有 白 | 235 | ◎ |
低VOCエマルション塗料 | 315 | 〇 |
一般エマルション塗料 | 723 | △ |
一般溶剤型アクリル樹脂塗料 | 2000以上 | × |
ニオイセンサー・新コスモス電機(株)製 (型式:XP-329)
塗料24時間後の密閉空間臭気
低汚染
アクアレスメル、アクアレスメル抗菌の塗膜は緻密性があり、手垢などの汚れがつきにくいため、学校や幼稚園などへの塗装に適しています。
タバコのヤニ止め効果
レスメルシーラーを使用することにより、ヤニの溶出を遮断します。
※ヤニの強い面にはホルムストッパーを使用して下さい。
塩化ビニルクロス(壁紙)への塗装もO.K
独自の反応硬化型アクリルエマルション樹脂を採用することにより、塩化ビニルクロスへの施工が可能です。
防藻・防カビ性
防藻、防カビ性に優れ、長期間効果を持続します。
※防藻性は建物北面等、高湿度面に発生する藻に有効です。
水中での使用は避けて下さい。
抗菌(抗菌シリーズのみ)
菌種 | 初発菌数 | 24時間後(35℃、RH90%)の菌数 | 備考 | |
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アクアレスメル抗菌 | 一般エマルション塗料 | |||
大腸菌 | 1.8×105個/ml | 10個/ml > | 1.9×107個/ml | 抗菌効果試験(フィルム密着法)による |
黄色ブドウ球菌 | 3.6×105個/ml | 10個/ml > | 2.8×106個/ml |
用途
- 病院、ホテル、学校、保育園、事務所、店舗、住宅等の内壁・天井及び準外部(軒裏など)面(艶有は外壁も可能)
- 建築物の室内壁面のコンクリート、モルタル、ボード、壁紙、木部類
- エマルション塗膜などの旧塗膜の改修
湿気や紫外線等の影響により、脆弱化した塗膜面への塗装は避けて下さい
標準工法
コンクリート、モルタル、ストレート、各種ボード類、塩化ビニルクロスの塗り替え
ヤニ止めを必要とする場合の塗り替え
工程 | 材料 | 調合 (重量比) |
所要量 (kg/m²) |
間隔時間(hr) (23℃、65%RH) |
備考 | |
工程内 | 工程間 | |||||
素地調整 | ゴミ、汚れ、浮いている箇所は、サンドペーパー等で素地調整を行って下さい。 a.下地部分(コンクリート、モルタル)は、pH9.5以下、水分8%以下になってから塗装して下さい。 b.タバコヤニ等は、あらかじめ洗浄し、付着した洗剤は、充分に除去して下さい。 |
|||||
下塗り | レスメルシーラー | 浄水 0~5% |
0.12~0.15 | 1h以上 | 7日以内 | 中毛ローラー、刷毛 |
上塗り1 | アクアレスメル | 浄水 0~10% |
0.12~0.15 | 2h以上 | 7日以内 | 中毛ローラー、刷毛 |
上塗り2 | アクアレスメル | 浄水 0~10% |
0.12~0.15 | - | - | 中毛ローラー、刷毛 |
塗り替え(旧塗膜:エマルション塗膜、一液溶剤型アクリル、塩ビ系塗膜など)(ヤニ、シミのない下地)
工程 | 材料 | 調合 (重量比) |
所要量 (kg/m²) |
間隔時間(hr) (23℃、65%RH) |
備考 | |
工程内 | 工程間 | |||||
素地調整 | ゴミ、汚れ、浮いている箇所は、サンドペーパー等で素地調整を行って下さい。 | |||||
上塗り1 | アクアレスメル | 浄水 0~10% |
0.12~0.15 | 2h以上 | 7日以内 | 中毛ローラー、刷毛 |
上塗り2 | アクアレスメル | 浄水 0~10% |
0.12~0.15 | - | - | 中毛ローラー、刷毛 |
建材及び既存塗膜のホルムアルデヒド放散抑制効果
特にヤニが強い面への塗り替え
工程 | 材料 | 調合 (重量比) |
所要量 (kg/m²) |
間隔時間(hr) (23℃、65%RH) |
備考 | |
工程内 | 工程間 | |||||
素地調整 | ゴミ、汚れ、浮いている箇所は、サンドペーパーにて研磨し、平滑にして下さい。 | |||||
下塗り | ホルムストッパー | 無希釈 | 0.08~0.12 | 4h以上 | 7日以内 | 中毛ローラー、刷毛 |
上塗り1 | アクアレスメル | 浄水 0~10% |
0.12~0.15 | 2h以上 | 7日以内 | 中毛ローラー、刷毛 |
上塗り2 | アクアレスメル | 浄水 0~10% |
0.12~0.15 | - | - | 中毛ローラー、刷毛 |
注意点
施工上の注意事項
- 低温(0℃以下)での保管は、塗料が凍結する恐れがありますので避けて下さい。(凍結した場合は、ゲル化して戻らなくなる可能性があります。)保管する場合は、必ず直射日光のあたらない、湿度が低く、凍結の恐れがない室内に密栓して保管して下さい。
- 気温及び躯体温度5℃以下、湿度80%以上あるいは結露している条件下での施工は、密着不良、ひび割れなどの原因となりますので避けて下さい。
- 開栓後は、よくかき混ぜて均一な状態にしてから使用して下さい。
- においを低減させるため、施工場所は充分に換気して下さい。
- アクアレスメルは、他の塗料と混合しないで下さい。種ペンで調色する場合は、VOCフリー対応型の種ペンを使用して下さい。なお、メーカー、色、添加量により適さないケースがありますので、ご確認の上、使用して下さい。
- コンクリート、モルタルなどの下地は、含水率8%以下、pH9.5以下になってから塗装して下さい。
- カビ発生面に塗装される場合は、市販のカビ取り剤により充分に除去してから塗装して下さい。
- タバコのヤニがある場合は、あらかじめ洗剤などにより洗浄し、付着した洗剤は充分に除去し、乾燥後レスメルシーラーを塗装して下さい。なお、洗浄してもヤニによるはっきりした黄ばみが残るような場合には、レスメルシーラーのかわりにホルムストッパーを使用して下さい。
- 塩化ビニルクロスに塗装する場合、種類によってはベタつくことがありますので、試し塗りをして確認して下さい。
- 塩化ビニルクロスにはがれ、めくれ、浮きなどがある場合は、事前に補修して下さい。
- シリコン加工クロスには、塗装できません。
- 動植物に影響を及ぼす可能性がありますので、施工時及び施工後の換気を充分に行って下さい。
使用上の注意事項
- 容器からこぼれた場合には、砂などを散布した後、処理して下さい。
- 取り扱い後は、手洗いおよびうがいを充分に行って下さい。
- 目に入った場合には、多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診察を受けて下さい。
- 誤って飲み込んだ場合には、多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診察を受けて下さい。
- よく二をし、一定の場所を定めて貯蔵して下さい。
- 子供の手の届かないところに保管して下さい。
- 塗料、容器を廃棄する場合には、産業廃棄物として処理して下さい。
ご注意
取り扱い上の注意については、容器に表示された注意事項をご参照下さい。
- ※詳細内容が必要な場合には、製品安全データシート(MSDS)をご参照下さい。
- ※アレルギー性等の特異体質、皮膚過敏症や呼吸器系疾患を有する人は、取り扱いを避けて下さい。(呼吸困難や喘息を引き起こす恐れがあります。)
関連商品
備考
東日本塗料株式会社:http://www.hnt-net.co.jp
PDF:アクアレスメル PDFカタログ