TOP >> おすすめ材料 >> フローンハクリサットアクア
フローンハクリサットアクア
種類:環境対応型水系剥離剤
社名:東日本塗料
商品名 | 容量 | 数量 | 単位 | 価格 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
※価格は税込価格になります。
仕様
商品名 | 容量 | kg/m²/回 | 塗装面積 | |
剥離剤 | フローンハクリサットアクア | 16kg | 0.5~1.0 | 16~32m² |
特徴
安全性
塩素系有機溶剤(ジクロロメタン)を含まない非塩素系であり、低臭・中性タイプの為、安全性 の高い水系剥離剤です。
作業性
エアレススプレー、はけ、ローラーでの塗付をしやすい粘性を有しているため、立面や平場 でも均一に塗付ができます。
剥離性能
塩素系剥離剤に比べ、蒸発が遅い設計のため、旧塗膜に浸透し、効果的に旧塗膜を膨潤、軟化 させます。また、塗膜強度の高い塗り床材や柔軟性がある防水材にも使用する事ができます。
フローンハクリサットアクア 剥離事例
床(AUコート)
壁面(アクアレスメル)
フローンハクリサットアクア 施工手順
1.事前調査 | 2.養生 | 3.塗布 |
旧塗膜の種類、状況を確認し、試験施工を行い、塗付量や塗り回数を決定してください。 |
施工周辺に剥離剤の飛散を防止するため、飛散防止養生を行い、旧塗膜に付着している水分、汚れを除去してください。 |
フローンハクリサットアクアを均一に撹拌し、エアレススプレー、ローラー、はけにて塗付してください。 |
4.軟化膨潤までの養生 | 5.塗膜除去 | 6.塗替え |
フローンハクリサットアクアが浸透し、軟化膨潤するまで養生をしてください。表面をシート養生することで剥離性能が向上します。 |
スクレーパーなどで旧塗膜の除去をしてください。塗膜除去後ウエスなどで素地を清掃してください。※1、2、3 |
乾燥後、下地処理を実施し、塗替え塗装を行ってください。 |
- ※1.床面は旧塗膜除去後、高圧洗浄、ポリッシャー、デッキブラシにて水洗いを行ってください。
剥離剤がウエスで除去できない場合は、水洗いを行ってください。 - ※2.ボルトなどの凹凸がある箇所はワイヤーブラシなどを活用してください。
旧塗膜を除去できない場合は再度、塗付を行うか電動工具にて除去してください。 - ※3.養生目安は12~48時間としますが、塗膜の種類、膜厚、外気温などにより長くなる場合があります。
塗膜の種類によっては、数回工程を繰り返す必要があります。
塗布量・養生時間
塗膜の種類による塗付量と養生時間(23℃)
塗膜の種類 | 塗布量 (kg/m2) | 養生時間目安(時間) | |
---|---|---|---|
薄塗材E | 樹脂リシン | 0.5~1.0 | 12~24 |
可とう型外装薄塗材E | 弾性リシン | ||
防水型外装薄塗材E | 単層弾性 | ||
複層塗材E | アクリル系吹付タイル | 24~48 | |
防水型複層塗材E | 複層弾性 | ||
複層塗材RE | 水系エポキシ | ||
厚塗材E | 樹脂スタッコ | ||
1液水性型アクリル樹脂系塗料 | 水性フロアー、シートトップ100 | 12~24 | |
1液溶剤型アクリル樹脂系塗料 | ハイフローン | ||
2液水性型ウレタン樹脂系塗料 | フローンヌルサット、エコトップ遮熱 | 24~48 | |
2液水性型エポキシ樹脂系塗料 | フローンアクアエポ | ||
2液溶剤型ウレタン樹脂系塗料 | AUコート、弾性トップ14 | ||
ポリマーセメント系塗膜防水材 | フローン無機防水 | ||
無機フィラー、無機仕上げ塗材 | 剥離不可 | ||
シーリング、コーキング | |||
2液厚膜型塗料 | ①フローン50、55 ②フローンフルトップ ③フローン22 ④フローンクリート類 ⑤フローン#11、#12 | ||
複層工法 | ①フローン50、55+トップコート ②フローン22、フローンフルトップ+トップコート ③フローンクリート類+トップコート ④フローン#11、#12+トップコート | ||
セメント系下地調整材+トップコート | ①フローンフィラー+トップコート ②油面用プライマー+トップコート ③水系油面用プライマー+トップコート |
※養生時間目安を設定しておりますが、塗膜の種類、気温、塗膜厚などにより長くなる場合があります。
塗膜の種類によっては、複数回塗付が必要になります。
浸透しているプライマーは剥離することはできません。
下地がアスファルトコンクリート、ゴムシート、塩ビシート、アスファルトルーフィングの場合、軟化しますので塗付を行わないでください。
※下地が縞鋼板などの鋼板の場合、サビが生じますので塗膜剥離、下地処理後、速やかに塗替えを行ってください。
用途
- 旧塗膜の剥離
- 剥離不可の塗膜は、上記表内をご参照ください
性状及び環境安全データ
性状・環境安全データ | 性状結果・環境安全データ |
---|---|
外 観 | 乳白色粘稠液 |
液 性 | 中 性 |
臭 い | 溶剤臭 |
引 火 点 | な し |
消 防 法 | 非危険物 |
有機溶剤中毒予防規則 | 非 該 当 |
毒物及び劇物取締法 | 非 該 当 |
化学物質排出把握管理促進法 | 非 該 当 |
名称などを通知すべき有害物 | ベンジルアルコール |
名称などを表示すべき有害物 | ベンジルアルコール |
注意事項
作業上の注意事項
- 気温5℃以下ではご使用しないでください。
- 雨、降雪、結露の恐れがある場合には作業を行わないでください。
- 下地に砂、ゴミ、ホコリ、油等がある場合には事前に取り除いてください。
- 当社指定以外の材料を混ぜないでください。
- フローンハクリサットアクアは、希釈せずにご使用ください。また、ご使用前に均一に撹拌してください。
- 剥離剤の飛散防止のため、作業周辺の養生を行ってください。
- 作業で生じた塗膜・剥離剤は必ず回収してください。
取り扱い、保管上の注意事項
- 通気、換気の良い場所で作業を行い、必要に応じて局所排気装置を設けてください。
- 作業時は必ず有機ガス用防毒マスク、保護メガネ、耐溶剤性を有する保護手袋、保護衣を着用してください。取り扱い後は、洗顔、手洗い、うがいを行ってください。
- 有機溶剤を含有していますので、火気やスパークなどが発生する近くで作業をしないでください。
- 容器から取り出した場合には、徐々に蒸発しますので必ず密栓するように心がけてください。
- 直射日光を避けて、通気が良い場所に密閉して保管してください。
- 0℃以下で保管しますと凍結する恐れがあります。
- 子供の手が届かない所に保管してください。
- 保管場所で火気厳禁です。
- 材料の保管、取り扱いについては、消防法、労働安全衛生法、その他に基づき充分な管理をお願いします。
緊急時、応急措置の注意事項
- 吸入した場合には、空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させてください。気分が悪い時は、医師の診断、手当を受けてください。
- 皮膚に付着した場合には、多量の水と石鹸で直ちに洗ってください。皮膚刺激又は発疹が生じた場合は、医師の診断、手当てを受けてください。汚染された衣類を脱ぎ、再使用する場合には洗濯してください。
- 眼に入った場合には、直ちに水で数分間洗ってください。その後、医師の診断、手当を受けてください。
- 誤って飲み込んだ場合は、口をすすぎ、無理に吐かせず直ちに医師の診断を受けてください。
- フローンハクリサットアクアが誤って容器からこぼれた場合には、ウエス、おがくず、砂などに吸収させ、回収し、密閉保管後、関係法規に基づいた廃棄処理をしてください。
廃棄物処理の注意事項
- 剥離剤、剥離剤の容器、塗装具を廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。容器、塗装具などを洗浄した廃液や水洗い時に生じた廃液は、そのまま地面や排水溝に流すと環境に悪影響を及ぼすおそれがありますので、排水処理場などの施設に持ち込むか、産廃廃棄物処理業者に処理を依頼してください。
絵表示 | 警告 |
---|---|
1.有機溶剤中毒の恐れがある。 2.健康に有害な物質を含有している。 3.皮膚に付着するとかぶれを起こす恐れがある。 4.眼に入った場合、眼の刺激を起こす恐れがある。 |
|
業務用 |
<注意事項> 1.通常の塗料に比べて幾分毒性が強く、吸入したり皮膚に触れたりすると中毒やかぶれ、また、重い健康障害を起こす恐れがありますので、取り扱いについては、容器に表示された注意事項を守って下さい。 2.アレルギー性等の特異体質、皮膚過敏症や呼吸器系疾患を有する人は、取り扱いを避けて下さい。 (呼吸困難や喘息を引き起こす恐れがあります。) ※詳細な内容が必要な場合には、安全データシート(SDS)をご参照下さい。 ※SDSはメーカーHPにて閲覧、ダウンロードしていただけます。トップページから製品情報のページにアクセスし、各種SDS一覧をご参照下さい。 |
関連商品
備考
メーカーサイト:東日本塗料 https://www.hnt-net.co.jp
メーカーカタログ: フローンハクリサットアクア 製品PDF