TOP >> おすすめ材料 >> 貼るクラック処理 TNC工法
貼るクラック処理 TNC工法
種類:貼るクラック処理 TNC工法
社名:株式会社ヤグチ技工
商品名 | 商品イメージ | 容量 | 数量 | 単位 | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|
商品名 | 商品イメージ | 容量 | 数量 | 単位 | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|
※価格は税込価格になります。
※YGプライマー塗布用ウールローラーとYGコート塗布用砂骨ローラーは市販の4~6インチをご使用いただけます。
特徴
貼るクラック処理 TNC工法 の概要
■外壁クラック、素早く綺麗に仕上がります!!
クラックに貼る新発想。貼って塗るだけなので一日で塗装作業が完了します。
※TNC工法 =<テクスチャーノンカット>工法
貼るクラック処理 TNC工法 の特長
■Uカットがないから粉塵も騒音もなし
■シーリング充填がないのに高い防水性
■下地の肌合わせがいらないから工期短縮
標準工法
施工要領
工程 | 材料 | 所要量 (㎏/m) |
塗装回数(23℃) | 希釈 | 備考 | |
下地処理 | クラック部及び周辺を高圧洗浄又は溶剤拭き処理をする。※注1 | |||||
1 | プライマー | YGプライマー | 0.02~0.03 | - | 無希釈 | クラック部乾燥後、ウールローラーを用いYGプライマーをクラック部を中心に巾300mm程度塗布する |
2 | テープ貼付 | YGテープ | - | プライマー 指触乾燥後 |
- | クラック部がYGテープ内に納まる様に、離型紙を剥がしながら貼り付ける。 この時、手の平で軽く押さえておく。その後ヒーティングガンを用い熱風をYGテープに当てて柔軟にし、※注2 直ちに専用ローラーで、前後左右に転がし既存の柄(テクスチャー)に馴染ませて貼り付ける。 |
3 | 主材塗 | YGコート | 0.1~0.15 | YGテープ 貼付後 |
水2~4% | YGコートを砂骨ローラーを用い、YGテープの上を目盛が隠れる程度、厚めに塗布し外側に行くに従って徐々に塗厚を少なくしてゆず肌模様を完成させる。 |
TNC工法 完了 塗装工程へ
※注1 クラック巾が1mm以上の場合は、事前にYGプライマーを塗布しYGコートをすり込んで乾燥させて置いて下さい。 この時YGコートは無希釈のままご使用下さい。 テクスチャーの凸凹程度により、施工不可の場合がありますご了承下さい。
※注2 熱源であるヒーティングガンを使用する為、万が一の発火に備えて手元に消火器又は水を入れたバケツを用意して作業をして下さい。
・仕上がりが微弾性フィラー(砂骨ローラー塗り)+トップコート仕上げ以外の例えば、プライマー+弾性タイル(砂骨ローラー塗り)+トップコート仕上げの場合も、当カタログのA~F塗装仕上げの工程通り仕上げる事により非常に綺麗に仕上ります。
・仕上げが薄膜仕上げ例えば、微弾性フィラーをウールローラーでフラット塗り+トップコート仕上げ等の場合は、TNC工法施工部が目立ちますので必ず砂骨ローラーで各種主材をゆず肌仕上げ
施工工程
☆TNC工法
工程 | 使用材料 | 使用量(/m) |
---|---|---|
1 | YGプライマー | 0.02kg~0.03kg |
2 | YGテープ | ━ |
3 | YGコート | 0.1kg~0.15kg |
施工手順
☆TNC工法
クラック(ひび割れ)部及び周辺を、クラックを中心に左右又は上下200mmづつ計400mm巾程度水洗い又は溶剤拭き等により綺麗に処理する。 (但し工程の流れの中で高圧洗浄が先に済んでいる場合はこの限りではない。)
- 【養生】
- TNC工法施工部周辺をビニール、ガムテープを用い完全に養生する。
- 【YGプライマー塗布】
- ◎確認事項
-
- 施工部の乾燥が十分である事。
- 施工部の既存テクスチャーがひび割れているだけで柄の欠損等が無い事。もし柄の欠損がある場合、TNC工法で仕上げても、欠損跡が分かってしまう。(従って事前に柄欠損部の柄を復元させておく)
- ◎気象条件
-
- 気温(施工面温度共)が5℃以下、湿度80%以上の場合施工を行わない事。
- YGプライマーをウールローラーを用いクラック(ひび割れ)部を中心に巾300mm程度塗布する。(m当り 0.02kg~0.03kg)
- 【YGテープ貼り付け】
- ◎確認事項
-
- YGプライマーの乾燥が十分である事。
- ◎気象条件
-
- 気温、湿度に関してはヒーティングガンの熱風で施工部位を乾かしてから施工は可能だが雨が直接当たる部位に関しては施工を行わない事。
- クラック(ひび割れ)部がYGテープ内に収まる様に離型紙を剥がしながら貼り付ける。
この時作業用手袋をした手の平で軽く押さえておく。
この後ヒーティングガンを用い熱風をYGテープに当てて柔軟にし、直ちに専用ローラーで前後左右に転がし既存の柄(テクスチャー)に馴染ませて貼り付ける。 - YGテープの貼り付け方向が変わる場合、YGテープを1度カットして重ね貼りする。(この時、重ね合うテープ部分へのYGプライマーは塗布しなくても良い)
- 【YGコート塗布】
- ◎確認事項
-
- YGテープが所定位置に貼られている事。
- 大きな空気溜まりがない事。
- ◎気象条件
-
- 気温(施工面温度共)が5℃以下、湿度80%以上の場合施工を行わない事。
- YGテープ張付後、YGコートを砂骨ローラーを用い、YGテープの上を厚めに塗布し外側に行くに従って徐々に塗厚を少なくしてゆず肌模様を完成させる。(m当たり 0.1kg~0.15kg)
- 全工程終了後施工面をキズ付けぬ様、注意してビニール養生を除去して完了
施工手順 ムービー(音声なし 11分30秒)
使用材料一覧
品名 | 荷姿・入目 | 配合比 | 材質 | 使用量目安 |
---|---|---|---|---|
YGプライマー | 4kg/缶 | 1成分形 | F☆☆☆☆ 水性浸透性エポキシ樹脂 |
約130~200m/缶 |
YGテープ | 50mm巾 18m/巻 t=100ミクロン(0.1mm) |
━ | 基材:アクリル樹脂 粘着剤:アクリル系粘着材 |
18m/巻 |
YGコート | 18kg/缶 | 1成分形 | F☆☆☆☆ 特殊アクリルゴムエマルション系樹脂 |
約120~180m/缶 |
注意事項
TNC工法の後の塗装仕上げを綺麗に仕上げる為の重要ポイント
- YGコート乾燥後、塗装工程に入る。
- 微弾性フィラーをYGテープ上のYGコートを除けて、砂骨ローラーにて配り塗りをする。
- 配り塗りが終えたら砂骨ローラーに新たな微弾性フィラーは付けずに砂骨ローラーで上下又は左右に転がし微弾性フィラーを繋げて行く。
この時砂骨ローラーを壁面(YGコート周辺)に少し強めに押し付けて転がすと良い。
この様にYGコートの上は微弾性フィラーが少なめ、それ以外は多めに砂骨ローラーでゆず肌模様を塗り上げる事によりTNC工法でクラック(ひび割れ)処理した跡はほとんど分からなくなる。
後は各種トップコートをウールローラーで2回塗布する。
<微弾性フィラー(砂骨ローラー塗り)+トップコート仕上げを想定> - その他、例えばプライマー+複層弾性タイル(砂骨ローラー塗り)+トップコート仕上げやプライマー+単層弾性タイル(砂骨ローラー塗り)仕上げ等。
TNC工法でクラック処理した上には、微弾性フィラー性能以上の弾性機能を持ち、尚且つ各弾性主剤を砂骨ローラーでゆず肌模様、またはスチップル模様等で仕上げる事がクラック(ひび割れ)処理部を目立たなく綺麗に仕上げる重要なポイントです。
※内容物の違いにより効果が異なる場合がありますのでご了承ください。
関連商品
備考
株式会社ヤグチ技工:http://www.891.co.jp/
メーカーサイト~TNC工法:http://www.891.co.jp/tosou/tnc.html