クールタイトシリーズ/水性クールタイトシリーズ
種類:屋根用遮熱塗料
社名:エスケー化研株式会社
クールタイトは、幅広い色相範囲で、優れた遮熱性能を示します。
クールタイトは、建造物の屋根に塗装することで、優れた遮熱効果を発揮する屋根専用の遮熱塗料です。
幅広い色相領域で夏期の熱暑を防ぎ、従来の屋根用塗料と比較して、屋根裏面温度を最大20℃低減します。
その結果、室内の居住環境性向上、冷房費の節約に役立ちます。
商品名 | 容量 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | ||||
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※価格は税込価格になります。
※クールタイト、クールタイトSi、クールタイトFは、艶調整可能です。別途お問合せ下さい。
標準仕様工法
新規下地(対象:スレート屋根)(20℃、65%RH)
工程 | 材料 | 調合 (重量比) |
所要量 (kg/m2) |
塗回数 | 間隔時間(hr) | 備考 | ||
工程内 | 工程間 | 最終 養生 |
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下地 | ●下地はよく乾燥させ、含水率10%以下、pH 1 O以下として下さい。 ●付着物は完全に除去し、傷、不陸、目違いなどは補修調整して下さい。 |
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下塗り ※4 |
マイルドシーラーEPO主剤 | 100 | 0.15~0.25 | 1~2 | 3以上 | 3以上 7日以内 |
- | ローラー、刷毛、エアレススプレーガン 吐出量:600~000ml/分 パターン幅:25~30cm |
マイルドシーラーEPO硬化剤 | 33.3 | |||||||
上塗り ※12 |
クールタイトシリーズ 主剤 |
100 | 0.26~0.30 | 2 | 3以上 7日以内 |
- | 24以上 | ローラー、刷毛、エアレススプレーガン 吐出量:600~000ml/分 パターン幅:25~30cm |
クールタイトシリーズ 硬化剤 |
14.3 | |||||||
塗料用シンナーA | 0~20 ※10 |
- | ||||||
縁切り ※13 |
水切り部などで上下の瓦が材料で接着した箇所は、縁切りを行って下さい。 |
改装下地/弱溶性仕様 (対象:コロニアル・カラーベスト・スレート屋根)(20℃、65%RH)
工程 | 材料 | 調合 (重量比) |
所要量 (kg/m2) |
塗回数 | 間隔時間(hr) | 備考 | ||
工程内 | 工程間 | 最終 養生 |
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下地 | ●高圧水洗で、ごみや汚れ・こけ・死膜などを完全に除去して下さい。 ●高圧水洗ができない場合、ホースで水を流しながらデッキブラシ、たわしなどで表面に付着したごみや汚れ・こけ・死膜などを完全に除去 して下さい。 |
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乾燥 | ●下地はよく乾燥(冬期3日間以上、夏期2日間以上)させて下さい。 | |||||||
下塗り ※4.5 |
マイルドシーラーEPO 主剤 |
100 | 0.15~0.25 | 1-2 | 3以上 | 3以上 7日以内 |
- | ローラー、刷毛、エアレススプレーガン 吐出量:600~1000ml/分 パターン幅:25~30cm |
マイルドシーラーEPO 硬化剤 |
33.3 | |||||||
上塗り ※12 |
クールタイトシリーズ 主剤 |
100 | 0.26~0.30 | 2 | 3以上 7日以内 |
- | 24 以上 |
ローラー、刷毛、エアレススプレーガン 吐出量:600~1000ml/分 パターン幅:25~30cm |
クールタイトシリーズ 硬化剤 |
14.3 | |||||||
塗料用シンナーA | 0-20 ※10 |
- | ||||||
縁切り ※13 |
水切り部などで上下の瓦が材料で接着した箇所は、縁切りを行って下さい。 |
改装下地/水性仕様 (対象:コロニアル・カラーベスト・スレート屋根)
注.下地工程、乾燥工程、縁切り工程は上記参照。トタンの改装仕様については、別途パンフレットをご参照下さい。
工程 | 材料 | 調合 (重量比) |
所要量 (kg/m2) |
塗回数 | 間隔時間(hr) | 備考 | |||
工程内 | 工程間 | 最終 養生 |
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下塗り ※4.5.6.7 |
水性 クールタイトシーラー |
既調合 | 0.10~0.15 | 1 | - | 2以上 | - | ローラー、刷毛、エアレススプレーガン 吐出量:600~1000ml/分 パターン幅:25~30cm |
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上塗り ※5.12 |
水性 クールタイトシリーズ |
100 | 0.28~0.32 | 2 | 2以上 | - | 24 以上 |
ローラー、刷毛、エアレススプレーガン 吐出量:600~1000ml/分 パターン幅:25~30cm |
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清水 | シリ コン |
5-15 ※11 |
- | ||||||
フッソ | 0-20 |
改装下地/弱溶剤仕様 (対象:トタン屋根)
工程 | 材料 | 調合 (重量比) |
所要量 (kg/m2) |
塗回数 | 間隔時間(hr) | 備考 | ||
工程内 | 工程間 | 最終 養生 |
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下地 ※1.3 |
●ディスクザンダー、ワイヤーブラシなどで、さびを完全に除去して下さい。 ●高圧水洗で浮き・劣化塗膜などを完全に除去した後、乾燥させて下さい。 ●ゴミ・油・汚れなどを完全に除去し、清浄な面として下さい。 |
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下塗り ※4.8 |
クールタイトプライマー 主剤 |
100 | 0.14~0.17 | 1 | - | 6以上 14日以内 |
- | ローラー、刷毛 エアレススプレーガン 吐出量:600~1000ml/分 パターン幅:25~30cm |
クールタイトプライマー 硬化剤 |
25 | |||||||
塗料用シンナーA | 0~10 ※9 |
- | ||||||
上塗り ※12 |
クールタイトシリ一ズ 主剤 |
100 | 0.26~0.30 | 2 | 3以上 7日以内 |
- | 24 以上 |
ローラー、刷毛 エアレススプレーガン 吐出量:600~1000ml/分 パターン幅:25~30cm |
クールタイトシリーズ 硬化剤 |
14.3 | |||||||
塗料用シンナーA | 0~20 ※10 | - |
標準色
クールタイトは、幅広い色相範囲で、優れた遮熱性能を示します。
「工場・倉庫向け」、「戸建て住宅向け」の屋根色として分けていますが、個々の分野に限定されるものではありません。要望に応じて自由に選択してください。
遮熱グレード
日射反射率 80%~60%
日射反射率 60%~40%
遮熱グレードは、「JIS K 5602 塗膜の日射反射率の求め方」に準拠して測定した、クールタイトの日射反射率(近赤外領域)を基にしています。なお、日射反射率は、下地の状態や施工環境、塗装仕様によって多少の差を生じます。
工場・倉庫向け標準色
戸建て住宅向け標準色
注1)遮熱性能を出すため、「ヤネフレッシュシリーズ」と「ルーフスターシリーズ」の色目は若干異なる場合があります。ご了承ください。
- 上記の表示見本は、実物と異なる場合があります。 またモニターによって見え方が異なる場合があります。ご了承ください。
- 色目により常備在庫されていないものがあります。納期など詳細についてはお問い合わせください。
- ※印の色は、材料費が割高になりますのでご了承ください。
- ★印の色は、淡彩色のため従来工法の同じ色と比較した際の遮熱効果は小さくなります。詳しくはお問合せください。
- ■印の色は、クールタイト、クールタイトSi、クールタイトFのみ設定しています。
- 景観法や条例に基づき「景観色彩ガイドライン」が制定されている地域では、使用できる建築外装の色彩が制限されます。このため地域によっては使用できない色彩も見本色に含まれている場合があります。また「景観色彩ガイドライン」は地域によって異なりますので、詳しくは建設地域の行政へお問い合わせの上、基準内の色彩をお使いください。
- The colour of actual materials may be slightly different from these samples on this web-site.
特徴
遮熱性
太陽光線の中で、放射熱エネルギーの強い近赤外領域を反射し、優れた遮熱機能を実現しました。
※色:スレートブラックでの比較
熱線と呼ばれる近赤外線領域の光線を効率良く反射することにより、優れた遮熱効果を発揮します。
適用下地
薄型塗装瓦、スレート屋根、トタン屋根などの金属屋根
高耐久性
架橋構造を持つ塗膜は、強靫で、優れた耐薬品性・耐候性・耐久性を示します。
低汚染性
優れた低汚染機能を発揮し、汚れの付着による遮熱効果の低下を防ぎ、長期に亘って高い遮熱性を 維持することができます。
防かび・防藻性
特殊設計により、かびや藻などの微生物による汚染に対して優れた抵抗性を示します。
サーモグラフィによる温度比較
赤外線ランプを表面に照射し、加熱後の表面状態を観察すると、約20℃の差を生じていることがわかります。
試験前
クールタイト 汎用屋根用塗料
試験後
クールタイト 汎用屋根用塗料
用途
一般建造物の屋根、冷凍・冷蔵倉庫、物流・配送倉庫、各種工場、プラント、ビル、学校、体育館、戸建住宅、畜舎、車庫、物置など
注意点
- 塗り替えでは、必ず高圧水洗(5~10MPa)、またはブラシによる水洗いを行って下さい。これが不十分な場合、光沢のある仕上がりが得られなかったり、経年後、塗膜の膨れ・はがれなどの原因になることがあります。
- 特に瓦の重なり部分は、入念にワイヤーブラシなどを用いて除去して下さい。
- 金属露出部がある場合は、発錆防止のため、水洗後の水分を直ちに拭き取って下さい。
- 施工においては、必ず専用下塗材をご使用下さい。下塗材の未塗装、他の材料を下塗材に使用されますと、十分な遮熱効果が得られない場合があります。
- 下塗材、上塗材の所要量は劣化の状況により、増減する場合があります。
- 水性クールタイトシーラーの塗装に使用した施工機具は、塗装後必ず水洗いして下さい。水洗いせずに他の塗料の塗装に使用しないで下さい。
- 下地の劣化が著しい場合は、下塗材に★マイルドシーラーEPOをご使用下さい。詳しくは、もよりの各営業所へお問い合わせ下さい。
- 下地の劣化、腐食が進行している場合(赤さびが発生している場合)や、過酷な環境条件下及び耐久性を必要とする場合には、★ミラクボーセイM(1 8kgセット)をご使用下さい。
- 塗料用シンナーAでの希釈率は、主剤100に対してスプレー塗り時で「5~10」、刷毛・ローラー塗り時で「0~10」となります。
- 塗料用シンナーAでの希釈率は、主剤100に対してスプレー塗り時で「10~20」、刷毛・ローラー塗り時で「0~10」となります。
- 清水での希釈率は、シリコンタイプの場合は、スプレー塗り時で「10~15」、刷毛・ローラー塗り時で「5~10」、フッソタイプの場合は、スプレー塗り時で「0~20」、刷毛・ローラー塗り時で「0~10」となります。
- 上塗材の希釈率は、色目及び施工時の気温により変化することがあります。ご了承下さい。
- 瓦の上下に隙間がないと結露水の通気が不十分となり、素材の腐蝕、漏水の原因となる場合があります。
- 降雨、降雪またはその直後及び気温5℃以下、湿度80%以上の時は施工を避けて下さい。
- 気象条件の変化により被塗装面に結露が発生した場合は、塗膜の密着不良を生じますので施工を避けて下さい。(原則として、午前9時~午後3時が推奨施工時間です。)
- 材料は使用前に電動ミキサー等で十分に撹絆して下さい。
関連商品
備考
エスケー化研株式会社(外部リンク):http://www.sk-kaken.co.jp/
PDFカタログ(外部リンク):クールタイトシリーズ PDF