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屋根用塗料【水系カスタムシリコンⅡ】

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水系カスタムシリコンⅡ

塗膜厚により多少色目が変わることがございますので新旧製品での塗り継ぎは避けて頂き、旧商品は出来る限り下塗りとしてご使用ください。
(新旧製品の塗り重ねは可能です。)
新旧製品の混合は出来ません。

種類:水系シリコン樹脂塗料

社名:水谷ペイント株式会社水谷ペイント株式会社

商品名 容量 数量 単位 価格  
下塗材 スラリー強化プライマーⅡ 2液型エポキシ樹脂エマルション
8kg - セット ¥20,550
水系アスファルトシングル用
下塗り
アクリルシリコン樹脂エマルション塗料
15kg ¥14,300
エポックマイルドシーラー スレート系基材向け弱溶剤2液型エポキシ樹脂シーラー
11kg セット ¥17,350
水系銀黒用下塗グレー 水系 1 液型アクリル樹脂塗料
15kg ¥13,100
水系パワーシーラーII 水系1液カチオン架橋型アクリル樹脂シーラー
16kg - ¥11,100
上塗材 水系カスタムシリコンⅡ 水系シリコン樹脂塗料
15kg 艶有 ¥13,300
艶消し ¥15,700
艶有 ¥20,350

※銀黒色の画面上での色の確認は困難な為、実際の色見本での確認をお願い致します。

※色見本ご希望の方はお問合せフォームにて弊社までご依頼ください。

※価格は税込価格になります。

仕様

住宅屋根用化粧スレート・波形スレート(アスベスト含有)・プレスセメント瓦

工程 使用塗料 希釈割合(kg)
清水
塗布量
(kg/m2/回)
塗回数
塗装面積
(m2/缶)
塗装間隔(h)
(23℃)
塗装方法
工程内 工程間 最終
養生
素地調整 付着物(ゴミ、ほこり、苔カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、十分に乾燥させる。
下塗り 水系パワーシーラーⅡ
16kg
既調合
(希釈しない)
0.15~0.20 1回塗り
80~107
- 2以上 - ハケ、ローラー、エアレス
上塗り 水系カスタムシリコンⅡ
15kg
0.7~1.5kg 0.15~0.18 2回塗り
42~50
(15kg/2回)
2以上 - 12以上 ハケ、ローラー、エアレス

※基材劣化が著しい場合は、基材洗浄を十分に行い、スラリー強化プライマーを使用してください。
※色替えの場合は、シーラー/下塗り/上塗り塗装をおすすめします。
※旧塗膜が活膜の場合は、シーラーは必要ありません。

住宅屋根用化粧スレート・波形スレート(アスベスト含有)、プレスセメント瓦の銀黒3号・5号・8号仕上げ

工程 使用塗料 希釈割合(kg)
清水
塗布量
(kg/m2/回)
塗回数
塗装面積
(m2/缶)
塗装間隔(h)
(23℃)
塗装方法
工程内 工程間 最終
養生
素地調整 付着物(ゴミ、ほこり、苔カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄機で丁寧に除去し、十分に乾燥させる。
下塗り 水系パワーシーラーII
16kg
既調合
(希釈しない)
0.15~0.20 1回塗り
80~107
- 2以上 - ハケ、ローラー、エアレス
下塗り 水系銀黒用
下塗グレー
15kg
0.7~1.5kg 0.18~0.25 1回塗り
60~83
- 2以上 - ハケ、ローラー、エアレス
上塗り 水系カスタムシリコンⅡ
銀黒色15kg
0.7~1.5kg 0.15~0.18 1回塗り
83~100
- - 12以上 ハケ、ローラー、エアレス

※銀黒色はハケ・ローラー塗りが可能ですが、ムラにならないようにローラー目は同一方向に揃えるように仕上げてください。
※劣化したプレスセメント瓦の下地調整には、「水系ルーファーEX」をご使用ください。

アスファルトシングル

工程 使用塗料 希釈割合(kg)
清水
塗布量
(kg/m2/回)
塗回数
塗装面積
(m2/缶)
塗装間隔(h)
(23℃)
塗装方法
工程内 工程間 最終
養生
素地調整 付着物(ゴミ、ほこり、苔カビ、油脂類)をワイヤーブラシ、皮スキ、タワシ、高圧洗浄で丁寧に除去し、十分に乾燥させる。
下塗り 水系アスファルトシングル用
下塗 15kg
既調合
(希釈しない)
0.35~0.4 1回塗り
38~43
- 6以上 - ハケ、ローラー
上塗り 水系カスタムシリコンⅡ
艶消 15kg
0.7~1.5kg 0.2~0.3 2回塗り
25~38
(15kg/2回)
4以上 - 16以上 ハケ、ローラー、エアレス

※見かけでは乾いているようでも、重なり部分に入った塗料は乾燥しにくいため再度溶出するおそれがあります。規定の塗付量を守り、重なり部に入らないようにしてください。
※アスファルトシングルの上塗りには、必ず艶消をご使用ください。

乾式洋瓦(モニエル瓦・スカンジア瓦)

工程 使用塗料 希釈割合(kg)
清水
塗布量
(kg/m2/回)
塗回数
塗装面積
(m2/缶)
可使
時間
塗装間隔(h)
(23℃)
塗装方法
工程内 工程間 最終
養生
素地調整 高圧水洗しながらマジクロンやデッキブラシを用いて脆弱なスラリー層を除去します。(洗浄機水圧)12MPa(120kgf/cm2)以上。水洗後の洗浄水は着色する場合があります。直接下水道に流さず回収してください。
プライマー スラリー強化プライマーⅡ
主剤6kg 硬化剤2kg
6kg 0.13~0.18 1回塗り
44~62
2h以内※ - 8h以上 - ハケ、ローラー、エアレス
確認 シーラー塗装後、ガムテープ等で付着性を必ず確認してください。着色スラリー層が付着する場合は、再度シーラーを塗装する。
上塗り 水系カスタムシリコンⅡ
15kg
0.7~1.5kg 0.15~0.18 2回塗り
42~50
- 2以上 - 12以上 ハケ、ローラー、エアレス

※夏季は可使時間が短くなります。(30分~1時間)。

住宅屋根用化粧スレート・ノンアスベスト及び旧タイプの波形スレートで劣化が著しい場合の下塗り材

    
工程 使用塗料 希釈割合(kg)
清水
塗布量
(kg/m2/回)
塗回数
塗装面積
(m2/缶)
可使
時間
塗装間隔(h)
(23℃)
塗装方法
工程内 工程間 最終
養生
素地調整 劣化塗膜、脆弱部分、塵あい、コケ、油脂類等は高圧洗浄、ワイヤーブラシで除去し、清浄な面とする。
下塗り エポックマイルドシーラー(弱溶剤)
主剤10kg 硬化剤1kg
既調合 0.1~0.15 1~2回塗り
73~110
8以内 -
(4以上)
5以上
7日以内
- ハケ、ローラー、エアレス

※20年以上経過した基材等、基材表面が劣化し、特に脆弱になっている場合はエポックマイルドシーラーを2回塗りしてください。

常備色

画面に表示される色は、ご利用の環境により実際の色とは大きく異なる場合がありますのでご注意ください。

特に艶の有無や銀黒色は、画面上での確認は困難な為、実際の色見本での確認をお願い致します。

色見本ご希望の方はお問合せフォームにて弊社までご依頼ください。

水系カスタムシリコン 艶有り

スカイブルー ケルンブルー ダークブルー ピルツイエロー ニューグリーン
サップグリーン ナスコン 赤さび ロットオレンジ ミュンヘンブラウン
オリーブグリーン ウェザードグリーン グレー マルーン ブラウン
ダンケルブラウン ノースブラウン チャコールグレー チョコレート バイエルンブラウン
グラニットブラウン ナチュラルグレー    

水系アスファルトシングル用下塗り

グレー イエロー グリーン チョコレート

水系カスタムシリコンⅡ 艶消し

赤さび マルーン チョコレート バイエルンブラウン
グリーン ナチュラルグレー

水系カスタムシリコンⅡ 艶有り 銀黒

銀黒3号 銀黒5号 銀黒8号 銀黒色用下塗
下塗#10グレー

特徴

ナノシリコンテクノロジー

の応用により、経済的な屋根用塗料を実現。

ナノシリコンテクノロジーとは?
モデル図

アクリル成分とシリコン成分をナノスケールで均一に融合させ、シリコン樹脂のポテンシャルを最大限までに引き出すことで優れた耐久性を発揮!!

従来の技術では反応性の違うアクリル成分とシリコン成分を均一に合成することは不可能でした。

水系塗料が塗膜になる過程

塗料は主に樹脂、顔料という原料をブレンドして作られます。
水系ナノシリコンのような水系塗料の樹脂は、エマルションと呼ばれ下図のような球体の粒子の形状をしており、水に分散されています。

過程図
  1. 水中に分散している樹脂粒子が、水の蒸発とともに接近・接着
  2. 水の蒸発がさらに進むと、樹脂粒子が変形し一体化(融着)を開始
  3. すべての樹脂が完全に一体化。連続塗膜を形成
信頼のコアシェル技術

硬く耐候性に優れる「コア」を柔らかく付着性に優れる「シェル」で包み込むことによって、高耐候性と付着性を両立

コアシェルモデル図

耐候性

従来より大きな結合エネルギーの「シロキサン結合」で架橋させているため、抜群の耐候性を示します。

比較グラフ

耐汚染性

汚染物質に強いシリコンならではの特性が、屋根をしっかりと保護します。
劣化を促進させるカビや藻を長期間にわたって防ぎます。

試験結果

安全性

水で希釈するので、臭いはもちろん有害物質を揮発することもありません。
小さなお子様があるご家庭でも安心してご使用いただけます。

高い経済性

フッ素樹脂に次ぐ性能を持つシリコン樹脂でありながら、低コストを実現。

自由な調色

標準色23色、銀黒色3色に加え、艶消し色7色から選択可能です。
また、カスタムメイドによりお客様だけの色をご提供します。

用途

  • 住宅屋根用化粧スレート、波形スレート、プレスセメントがわらの塗り替え
  • アスファルトシングルの塗り替え
  • 乾式洋瓦(モニエル・スカンジア瓦)の塗り替え

【注意】

  1. 積雪地区での塗装は不可です。
  2. 日本瓦・ゆうやく瓦への塗装は避けてください。
  3. ノンアスベスト波形スレートへの塗装は、エポックマイルドシーラーもしくは1液ノンアス用シーラーをご使用ください。
  4. 新しい住宅屋根用化粧スレート(無機塗膜塗装仕様)への塗装は、はじく場合がありますので避けてください。
  5. 乾式洋瓦(モニエル・スカンジア瓦)を塗装される場合は、必ずスラリー強化プライマーⅡのカタログをご参照ください。

性能

硬度鉛筆硬度F~H
付着性4㎜角クロスカット付着テープはがれ異常なし
耐水性水道水常温1ヶ月浸せき異常なし
耐アルカリ性飽和水酸化カルシウム水溶液 常温7日間浸せき異常なし
凍結融解サイクル-20°×16Hr ⇔20°×8Hr20サイクル異常なし

標準工法

 
基材 下塗り 上塗り
住宅屋根用化粧スレート
波形スレート・プレスセメント瓦
水系パワーシーラーII
または、エポックマイルドシーラー
水系カスタムシリコンⅡ
アスファルトシングル 水系アスファルトシングル用下塗り 水系カスタムシリコンⅡ 艶消 
乾式洋瓦(モニエル瓦)
スラリー強化工法
スラリー強化プライマーⅡ
または、エポックマイルドシーラー
水系カスタムシリコンⅡ

注意点

ケレン・清掃・洗浄の方法

●ホコリ・ゴミ・苔等を、ワイヤブラシ・タワシ・高圧洗浄機等で丁寧に取り除く。波形スレートの溝の部分、重ね箇所、フックボルト周辺は特に注意する。
 ※黒くなっている場合は、全面をタワシでこすり、スレート生地を出す程度まで付着した異物を取り除く。
 ※ひび割れや防水の必要な箇所は、清掃後シーリング材で充填しておく。
  (シーリング材は、ウレタン系、ポリサルファイド系をおすすめします。シリコーン系は不適)
●古い塗膜のある時
 ※浮き上がった塗膜(アクリル系でもウレタン系でも同様)は、ワイヤブラシでよくケレンし、活膜だけを残す。
 ※旧塗膜の艶が良くチョーキングしていない膜は、サンドペーパーで表面を軽く荒らす。

塗装・養生

  1. エアレス吹付けは中圧力(8~10MPa)程度がよく、圧力調整のできる機種で中位に調整してください。
  2. エアレス塗装の場合、塗料の飛散による汚染の可能性がありますので、必ず養生してください。
    ※付近の建物や車など、付着してはいけないものはあらかじめ養生してください。
    ※軒先塗装は圧力を低下させ、あて板などで養生してください。
  3. 塗料やミストがガラス、アルミサッシなどに付着したときは、すぐにウエス等に水をしみ込ませてふき取ってください。
    ※乾いた時は、ラッカーシンナーで傷つかないようにふき取ってください。
    ※自動車に付着したときは早急に水洗いして下さい。
  4. ハケ・ローラーは、水系専用のものをご使用ください。
  5. ハケ塗り仕上げとローラー塗り仕上げが混在する場合、塗付量・表面肌が異なるために若干の色相差がでますので、ハケ塗り部分は希釈を少なくして塗装してください。
  6. 補修部分が目立つことがありますので、同一塗料ロット、同一塗装方法で補修してください。
    また適正希釈にご注意ください。
  7. ローラー塗りの場合、ローラー目は同一方向に揃えるように仕上げてください。ローラー目により色相が異なって見えることがあります。
  8. 汚れ・傷等により補修塗りが必要な場合がありますので、使用塗料の控えは取って置き、同一ロット・同一塗装方法で補修してください。
  9. 水系パワーシーラーⅡと水系カスタムシリコンⅡは別々のハケ・ローラーを使用してください。
  10. 塗装後の器具及びハケ・ローラーは直ちに水洗してください。なお、落ちにくい場合はラッカーシンナーで洗浄してください

施工

  1. 被塗物の表面温度が5℃以下の場合は塗装を避けてください。
  2. 降雨・降雪・強風が予想される時や高湿度(80%以上)・低気温(5℃以下)の場合は施工を避けてください。
    高湿度・低気温で塗装した場合、未乾燥状態で夜露などにあたると艶引けを起こすおそれがあります。
    (特に塗装後3~5時間程度は、絶対に雨などにあわないようにしてください。
  3. 山間部、あるいは夜露の早く降りる地域では、早めに塗装を終えて充分な乾燥時間を確保してください。
    ※特に11.12.13は塗膜の変色および剥離の原因になりますので充分ご注意ください。
  4. 塗装直後、降雨や結露等で白化した場合、目荒しを行って再度塗装してください。
  5. 塗料は内容物が均一になるように撹拌してください。薄めすぎは隠ぺい力不足.仕上がり不良等が起こりますので注意してください。
  6. 塗装間隔は、被塗物の立地条件や気象条件等に大きく左右されますので、各工程の乾燥を充分確認の上、次工程に進んでください。
  7. 夏季など、瓦の表面温度が特に高い場合(手のひらをあてて熱さを感じる程度)は、放水してから塗装してください。
  8. 化学物質過敏症の人は資料に含有している化学物質 (VOC等)に過敏に反応される可能性がありますので、充分ご注意ください。
  9. 塗装による臭気で、近隣に迷惑を掛ける事がありますので、充分に配慮をお願いします。

縁切り

  1. 水切り部で上下の瓦が塗料で接着している箇所は、スケラ―等で縁切りを行ってください。
    (瓦と瓦の間に隙間がないと雨漏りや敷板が腐るおそれがあります。)

保管

  1. 小分けする場合は、充分撹拌して均一の状態にしてから行ってください。色浮き・色違いや硬化不良等の原因となります。
  2. 保管は直射日光を避け、冬季には凍結させないよう3℃以上の室内で行ってください。
  3. 開缶後は直射日光を避け、皮張りした場合は、必ず取り除いてください。
    (一度乾燥した塗膜は水に溶けませんのでガン詰まりやブツの原因になります。ご注意ください。)
  4. 材料の保管、取り扱いは消防法・労働安全衛生法に基づき充分な管理をお願いします。
  5. 製品の安全に関する詳細な内容については、安全データシート(SDS)をご参照ください。

関連商品

備考

水谷ペイント株式会社:http://www.polyma.co.jp/

メーカーカタログ(PDF):水系カスタムシリコンⅡ