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ニッペ パーフェクトクーラーベスト
種類:水性ラジカル制御形高耐候屋根用高日射反射率(遮熱)塗料
社名:日本ペイント株式会社
商品名 | 容量 | 艶 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | |||
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※価格は税込価格になります。
仕様
商品名 | 容量 | kg/m² | 塗装面積 | 塗り重ね乾燥時間(23℃) | |
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下塗材 | パーフェクト クーラーサーフ |
12kg | 0.15~0.25 | 1回で48~80m² | 16時間以上 5日以内 |
上塗材 | パーフェクト クーラーベスト |
15kg | 0.15~0.18 | 2回で41~50m² | 2時間以上 |
標準色(26色)
- 掲載した色見本は、頒布された製品塗布見本をスキャン後、調整したデジタル値にて表示しているため、実際の見え方と大きく異なる場合がございます。また光源やお使いのディスプレイによって見え方が異なる場合があります。
- 塗料の種類や見本帳のロットにより同じ色相名でも色やつやが異なる場合があります。
- 色や塗料によっては受注後生産となる色相があり、納期までにお時間がかかる場合もあります。それぞれ地域によって異なりますので、ご発注の際にご確認ください。
- 広い面積に塗られた場合、実際の色が見本帳の色よりも多少明るく見える場合があります。
- 濃彩色の場合、塗膜を強く擦ると色落ちすることがありますのでご注意ください。
- 色見本の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
- 正確な色を選択されるために、カタログ又はサンプルをご用意しております。
お問合わせページより、別途ご請求ください。
全=全日射反射率(%)、 近=近赤外日射反射率(%)
近 63.1%
近 70.7%
近 66.2%
近 67.2%
近 68.6%
近 63.1%
近 87.8%
近 80.4%
近 70.7%
近 74.3%
近 71.7%
近 68.4%
近 60.6%
近 60.6%
近 73.2%
近 63.9%
近 74.2%
近 70.3%
近 68.0%
近 68.1%
近 71.4%
近 70.1%
近 72.5%
近 70.7%
近 61.4%
近 65.4%
- 日射反射率数値は、「JIS K5602塗膜の日射反射率の求め方」に準拠し、パーフェクトクーラーサーフ/パーフェクトクーラーベストにて全波長域の日射反射率を実測。
- 日射反射率数値は、下地の状態や塗料種・塗膜仕様・施工条件などによって多少の幅を生じる場合があります。
- 塗料の採用条件を指定される場合のご注意
試験板により日射反射率を実測する場合、測定試験機の機種による違い・試験体の微妙な膜厚の違いなどにより、日射反射率の測定値が本見本帳値から数ポイントずれる場合があります。
そのため試験板による日射反射率の実測値によって材料や色相の採用条件を規定する場合には、測定値のずれを考慮し余裕をもった数値でご指定いただくようお願いいたします。 - 色見本は、保管条件など経時で少しずつ変色していきますので、有効期限をおまもりぐたさい。その色見本の使用期限は2020年8月までです。
- 建築物の色彩やつやについては、景観法や条例に基づき、基準や規制が設けられている地域があります。このため、本見本帳に収録されている色彩やつやでも仕様に適さない場合がありますので、詳しくは各地域の行政団体へお問合せの上、基準や規則に則した色彩やつやをご選定ください。
特徴
パーフェクトクーラーベスト
- 水性
- トリプル遮熱*
- 熱伝導制御形*
- ラジカル制御形
- 高耐久
- 防藻・防かび
*標準仕様の場合
一般屋根用遮熱塗料
ダブル反射と熱伝導制御による「トリプル遮熱効果」により、外部からの熱の影響を最小限にとどめ、さらにパーフェクトシリーズ特有の「ラジカル制御技術」によるすぐれた耐候性を付与。
業界最高水準の技術(2016年10月弊社調べ)による遮熱効果と耐久性で快適な住空間の創造を可能としました。
パーフェクトクーラーベスト+パーフェクトクーラーサーフ
トリプル遮熱効果
パーフェクトクーラーベスト(上塗り)とパーフェクトクーラーサーフ(下塗り)をセットにした場合、トリプル遮熱効果を発揮します。
遮熱顔料と赤外線反射顔料により赤外線領域の波長を効率よく反射、さらに中空バルーンが熱の伝わりを低減します。
1. 遮熱技術(上塗り)
パーフェクトクーラーベストの遮熱顔料による遮熱技術により、高い遮熱性能を実現します。
2. 赤外線反射技術(下塗り)
パーフェクトクーラーサーフに採用した赤外線反射顔料により、遮熱下塗り塗料としての近赤外線反射効果を最大限まで引き出すことに成功しました。(当社比)
3. 熱伝導制御技術(下塗り)
さらに、パーフェクトクーラーサーフに採用している中空バルーンの効果により、熱伝導率を通常の下塗り塗料よりも低減。従来の遮熱システムでは成し得なかったパーフェクトな熱伝導制御システムを構築することに成功しました。(業界最高水準の技術)
4. ラジカル制御技術(上塗り)
パーフェクトシリーズの特殊技術「ラジカル制御」の上塗りにより、過酷な屋根の状況でもシリコングレードを超える高耐候性を発揮。
5. 高作業性(下塗り)
パーフェクトクーラーサーフは中空バルーンのベアリング効果により、ローラーが転がりやすくなります。また転写性が良いため、塗料が飛散しにくく作業性が良好です
6. ひび割れ追従性(下塗り)
ヘアクラックなどの微細なひび割れへの追従能力に優れ、雨水などの劣化因子の浸入を防ぎます。
7. シーラー・フィラー機能(下塗り)
パーフェクトクーラーサーフはシーラーとフィラーの機能を兼ね備えているため、さまざまな既存塗膜に直接塗装できます。
8. 防藻・防かび性(上塗り)
藻やかびの発生を抑制し、建物の美観を維持します。
9. オール水性システム
下塗りから上塗りまで水性塗料での施工が可能です。取り扱いが安全で、低臭です。環境にやさしい塗料です。
10. 落ち着いたつや(上塗り)
弱溶剤系のギラギラしたつやではなくしっとり落ち着いたつやになります。ご近所様への日光の反射が気になりません。
用途
- 住宅用化粧スレート屋根の塗り替え塗装
- 波形スレート屋根の塗り替え塗装
適用下地
製品名 | 一般名 | 容量 | 色相 |
パーフェクトクーラーサーフ | 水性反応硬化形熱伝導制御サーフェーサー | 12kg | ホワイト |
標準塗装仕様
(住宅用化粧スレート屋根・波形スレート屋根の塗り替え)
工程 | 塗料名 | 塗回数 | 使用量 (kg/m²/回) |
塗り重ね乾燥時間 (23℃) |
希釈剤 | 希釈率(%) | 塗装方法 |
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下地調整 | ごみ、ほこり、かび、こけ、藻など、付着物は入念に除去する。素地に近づけ9.8MPa(=100kgf/㎡)以上の高圧水洗が望ましいが、高圧水洗ができない場合はホースで水を流しながら金属ワイヤブラシなどを用いて清掃する。水洗い後は翌日まで乾燥させる。旧塗膜がある場合は、浮いたり、割れたり、膨れたりしている劣化塗膜、露出している着色セメント層を入念に除去する。十分に付着している活膜は残してよい。 | ||||||
下塗り | パーフェクトクーラーサーフ | 1 | 0.15~0.25 | 16時間以上5日以内 | 水道水 | 8~12 | ウールローラー |
上塗り | パーフェクトクーラーベスト | 2 | 0.15~0.18 | 2時間以上 | 0~5 | はけ/ウールローラー/エアレススプレー |
- 下地の風化・吸い込みが著しい場合には、下塗りにファインパーフェクトシーラー・サーモアイシーラー・ニッペファイン浸透造膜シーラーを使用してください。
- 上塗り塗料は、特殊な調色をおこなっていますので、使用量が少なくなると、色相が変化して見えたり、十分に隠ぺいしなかったり、遮熱性能が低下するなどの場合があります。十分な使用量が得られるように、必ず標準塗装仕様を厳守してください。
- 下塗り塗料は通常の塗料と比較し熱伝導率の低い材料ですが、グラスウールなどの一般的な断熱材に相当する効果は得られません。
- 上塗り塗料に推奨以外のものを使用した場合には、期待される効果が十分に発揮されない場合があります。
- 上記の各数値は、すべて標準のものです。被塗物の形状、素地の状態、気象条件、施工条件によりそれぞれ多少の幅を生じることがあります。塗料の塗り重ねは所定の塗り重ね乾燥時間をまもってください。(縮み、割れ、乾燥不良、付着不良などが起こります)
- 上記の使用量は、記載の塗装方法で標準的に使用する量を記載しています。必要に応じ、所定の使用量・膜厚になるように使用量・塗り回数を調整してください。
- 塗り替えの場合、下地(旧塗膜)の状態によってはシーラーの塗装が必要です。また、別途下地改修工事が必要な場合があります。
- 新設の場合は、パーフェクトクーラーサーフの前にシーラーの塗装が必要です。但し、1液ベストシーラー、シリコンベスト強化シーラーは使用しないでください。
- パーフェクトクーラーサーフを大きな面積に塗装した場合、雨に触れた面積が多いほど界面活性剤が反応し泡が発生する場合があります。よって雨水が排水溝を通るような大きな施設には適しませんので使用は避けてください。戸建程度の大きさであれば問題ありません。
- 金属素材及びさび止め塗料の上にパーフェクトクーラーサーフを使用しないでください。
- 棟押さえ等の鉄部にはパーフェクトプライマー・1液水性デクロ・1液ハイポンファインデクロなどのさび止め塗料を塗装してからパーフェクトクーラーベストを塗装してください。
- パーフェクトクーラーサーフの上にサーモアイ1液Siは使用しないでください。サーモアイ4F・サーモアイSi・サーモアイUVは問題ありません。
施工上の要点・注意事項
詳細な内容については、各製品の製品仕様説明書などにてご確認ください。
上塗材及び下塗材
- 水洗い後は、1日以上乾燥させてください。また素材表面が雨、露などで濡れている場合は、十分に乾燥するまで塗装しないでください。(光沢低下、膨れ、割れ、はく離の原因となります。)
- 下地調整が不十分だと塗膜はく離の原因となったり、光沢が出ないなどの仕上がり不良になる場合があります。塗り替えでは必ず素地に近づけ9.8MPa(=100kgf/m2)以上の高圧水洗か金属ワイヤブラシなどによるケレン後、水洗いを実施し、付着物、劣化塗膜や基材の劣化物を十分に除去してください。
- 水切り部で屋根材の重なり部分に塗料が付着し詰まっていると、漏水の原因になります。皮すき、ケレン棒、カッターなどを用いて溜まった塗料を除去する縁切りを行ってください。
- 洋風コンクリート瓦(モニエル瓦など)、粘土瓦(いぶし瓦、釉薬瓦など)には使用しないでください。なお、洋風コンクリート瓦については、最寄の営業所にご相談ください。
- ごみ・ほこり・砂・油・樹液などは、塗装前に水洗い、溶剤拭きなどで十分に除去し、乾燥した清浄な面にしてください。
- 絶えず結露が発生するような用途、場所での使用は避けてください。著しい結露が発生する場所では、塗料中の水溶成分が表面に溶出し、黄色い粘着物などとなって析出するおそれがあります。 著しい結露が予測される場合は、塗装を避けるか、溶剤系塗料での塗装をおすすめ致します。
- 塗装後、乾燥不十分な状態で降雨結露などがある場合や、低温、高湿度、通風のない場合には、膨れ、はく離、割れ、白化、シミが発生するおそれがありますので、塗装を避けてください。やむを得ず塗装する場合は、強制換気などで湿気分を飛ばすようにしてください。シミが発生した場合は乾燥後水拭きして除去してください。
- 乾燥条件によっては塗膜表面に粘着を感じることがありますが、時間とともになくなります。
- 反応硬化タイプの塗料のため、使用後のはけなどはできるだけ早く水で洗浄してください。固まった場合は、すみやかにラッカーシンナーで洗浄してください。
- 動物はけは、はけが固まったりダマになりやすいので、できるだけナイロンはけをご使用ください。
- 旧塗膜に発生した藻・かびは、洗浄などで必ず除去し、清浄な面としてください。付着阻害をおこすおそれがあります。
- 屋外の塗装で降雨、降雪のおそれがある場合、および強風時は塗装を避けてください。
- 塗装時および塗料の取り扱い時は、換気を十分に行い、火気厳禁にしてください。
- 飛散防止のため必ず養生を行ってください。
- シーリング面への塗装は、塗膜の汚染、はく離、収縮割れなどの不具合を起こすことがありますので行わないでください。やむを得ず行う場合は、シーリング材が完全に硬化した後に行うものとし、塗り重ね適合性を確認し、必要な処理を行ってください。また、ニッペブリードオフプライマーを下塗りすることで、可塑剤移行による汚染の低減が図れますが、シーリング材の種類、使用条件などによりはく離、収縮割れが起こることがあります。
- 薄めすぎは隠ぺい力不足、仕上がり不良などが起こるため規定範囲を超えて希釈しないでください。
- はけ塗り仕上げとローラー仕上げが混在する場合、使用量、表面肌が異なるため若干の色相差がでますので、はけ塗りの部分は希釈を少なくして塗装してください。
- ローラー塗りの場合、ローラー目は同一方向に揃えるように仕上げてください。ローラー目により、色相や仕上がり感が異なって見えることがあります。
- 塗装方法により色相が多少変化する場合がありますので、ローラー塗りはできる限り入り隅まで入れてください。
- 汚れ、きずなどにより補修塗りが必要な場合があります。使用塗料のロットは必ず控えておき、補修の際は塗料ロット、希釈率、および補修方法などの塗装条件を同一にしてください
- ローラー、はけなどは、ほかの塗料での塗装に使用すると、はじきなどが発生するおそれがありますので、十分に洗浄するか、専用でご使用ください。
- 塗料は内容物が均一になるようにかくはんしてください。特につや調整品では、つや消し剤が沈降している場合がありますので、かくはん機を用いて缶底の沈降物を十分にかくはんしてご使用ください。
- 開封後は一度に使い切ってください。 やむを得ず保管する場合は密栓してから冷暗所で保存し、速やかに使い切ってください。
- 塗料漏洩の原因になりますので、保管・運搬時に容器を横倒しにしないでください。
- 塗装場所の気温が5℃未満、もしくは湿度85%以上である場合、または換気が十分でなく結露が考えられる場合、塗装は避けてください。
- 製品の安全に関する詳細な内容については、安全データシート(SDS)をご参照ください。
上塗材
- 遮熱塗料では、特殊な顔料を使用しているため、使用量が少ないと色相が変化して見えたり、十分に隠ぺいしないことがあります。十分な使用量が得られるように、標準塗装仕様を厳守してください。
- 経年劣化や下地の劣化が著しい場合は、「サーモアイシーラー」、「ニッペファイン浸透造膜シーラー」、「ニッペシリコンベスト強化シーラー」をご使用ください。
- シリコンベスト強化シーラーをご使用の場合は、旧塗膜の種類によっては溶剤などの影響により旧塗膜を侵し、溶剤膨れや縮みなどの異常が発生することがあります。試し塗りなどでご確認のうえ、本施工を行ってください。
- 塗装後、翌日までに降雨の心配がある場合は、白化するおそれがありますのでご配慮ください。(塗装後3~5時間ぐらいは、絶対に雨に合わないようにしてください。)
- シーラー類、サフェーサーと上塗りの混合は避けてください。はけ、ローラーなどの共用も避けてください。
- 下塗り乾燥後、ガムテープで基材のはく離がないかチェックし、はく離がある場合は、再度下塗りを塗付してください。
- 防さび(さび)性はありません。むね、すみむねなど金属製役物が、さびている場合は、発さび部とその周囲を十分にケレンし、下塗りに、「ニッペ1液ハイポンファインデクロ」塗装後、上塗りを塗装してください。
- 被塗物以外に水性塗料が付着した場合は、ただちに水拭きしてください。
- 昼夜の温度差が激しい時期や、山間部など夜露の早く降りる地域では、結露によるつや引け現象が起こりやすいため、早めに塗装を終えて十分に乾燥時間を確保してください。塗装後早期に結露の影響を受けると光沢低下や膨れ、割れ、はく離の原因になります。
- 塗り替え直後は、滑雪性がよくなる場合があります。積雪時にまとまった雪が落ちる可能性がありますのでご注意ください。
- 無石綿スレート板に塗装すると反りやクラックが発生する可能性があります。
- 遮熱性能は、色相によって異なります。詳細については、お問い合わせください。
- 遮熱塗料は特殊な顔料を使用していることから、一般塗料と比較して塗料表面に特定の色が浮きやすい傾向にあります。十分にかくはんしてご使用ください。
- 色相によっては降雨、結露によってぬれ色になる場合がありますが、乾燥すると元に戻ります。
- 乾燥後の塗膜に付いた汚れは、シンナーなどの溶剤では拭かず、せっけん水で洗浄してください。
- スプレーノズルの先端は、ときどき水洗いをしてください。 作業能率の低下および塗りむらの原因になります。
下塗材
- 吸い込みが少ない素地や下地の場合には、乾燥不良による縮みや膨れが起こる可能性がありますので、各工程間の乾燥時間は十分長めにとってください。
- 屋根面の金属素材には使用しないでください。
- 本品とさび止め塗料は塗り重ねしないでください。
- フィラーを薄膜仕様で用いる場合に、強溶剤系塗料を上塗りするとリフティングのおそれがありますので適用を避けてください。
- 本品はクラック追随性を有しますが、地震・台風・軟弱地盤など予想を越えた震動、従来の壁と違った特殊構造(特殊な力)などにより、本来のクラック追随性を発揮できない場合があります。
- 無石綿スレート板に塗装すると反りやクラックが発生する可能性があります。
- 高温下では硬化反応が著しく速まります。高温時の施工では、上塗りを3日以内に塗り重ねてください。
- 規定の希釈率をお守りください。過剰希釈をしてご使用になると、期待する品質が得られなかったり、塗料の分離により作業性に影響を及ぼすことがあります。
- 開封後は、できるだけ早く使い切ってください。止むを得ず保管する際は、表面に皮が張らないようにポリエチレンシートなどで密封して冷暗所で保管してください。
- 塗装作業を一時中断する際には、塗料を密封保管してください。また、塗料が分離することがありますので、塗料表面に水を張っての保管は避けてください。
- 塗装に使用中のローラーなどを多量の水に漬けておくと、分離した成分が表面に浮くことがあります。その際はローラーを洗浄して、浮遊成分を十分取り除いてから塗装を再開してください。
- エアレススプレー塗装は避けてください。
- 塗装後、養生テープはナイフカットして取り外してください。
- 機能性フィラーのため乾燥が比較的速くなっています。塗装時に時間を開けると塗り継ぎ部分が目立つ可能性がありますのでご注意ください。
- 本品は機能性フィラーであるため、塗付量が不足すると性能を十分に発揮しない可能性があります。十分な使用量が得られるように、標準塗装仕様を厳守してください。
- 既存塗膜のはく離個所は、既存塗膜の塗装仕様でパターン合わせを行ってください。
- 改修工事にご使用の場合は、旧塗膜の種類によっては溶剤などの影響により、旧塗膜を侵し溶剤膨れや縮みなどの異常が発生する場合がありますので、旧塗膜の種類をご確認のうえ、塗装仕様をご検討ください。
- 新設および風化面・吸込みの著しい下地では、ニッペ サーモアイシーラーをご使用ください。
- シーリングの上に、劣化、ひび割れなどの損傷がある場合は、打ち直しをしてください。
- 素地表面のアルカリ度はpH10以下、表面含水率は10%以下(ケット科学社製CH-2型で測定した場合)、または5%以下(ケット科学社製Hi500シリーズ:コンクリートレンジで測定した場合)の条件で塗装してください。
- 素材にセメント成分などが使われている場合は、エフロレッセンスが発生するおそれがありますので溶剤系シーラーをご使用ください。
- 開缶後放置する時は皮が張らないようにポリエチレンシートなどでシールし、保管してください。
- 塗装時および塗装後に密閉しますと乾燥が遅れますので、換気を十分に行ってください。
- 大面積の塗装では補修部分が目立つことがあります。使用塗料のロットは必ず控えておき、補修の際は塗料ロット、希釈率、および補修方法などの条件を同一にしてください。
安全衛生上の注意事項(ニッペ パーフェクトクーラーベスト)
横倒禁止
- 本来の用途以外に使用しないでください。
- 粉じん/煙/ガス/ミスト/蒸気/スプレーを吸入しないでください。
- 取扱い後は、手洗いおよびうがいを十分に行ってください。
- 飲み込んだ場合:気分が悪い時は、医師に連絡してください。口をすすいでください。
- 容器からこぼれた時には、砂などを散布した後処理してください。
- 吸入した場合:気分が悪い時は、医師に連絡してください。
- 吸入した場合:空気の新鮮な場所に移し、呼吸しやすい姿勢で休息させてください。
- 施錠して保管してください。
- 直射日光や水濡れは厳禁です。
- 塗料等の缶の積み重ねは3段までとしてください。
- 日光から遮断し、換気の良い場所で保管してください。輸送中も50℃以上(スプレー缶の場合は40℃以上)の温度にぼく露しないでください
- 容器はつり上げないでください。やむを得ずつり上げるときには、適切なつり具で、垂直に持ち上げ、落下に十分注意してください。(偏荷重になると取っ手が外れ、落下事故の危険があります。)
- 内容物/容器を国/地方自治体の規則に従って産業廃棄物として廃棄してください。
※上記の表示は、一例です。色相などにより、容器の表示とは異なる場合があります。
● 詳細な内容については、安全データシート(SDS)をご参照ください。
● 本製品は日本国内での 使用に限定し、輸出される場合は事前にご相談ください。
警告・危険有害性情報
- 強い眼刺激
- 長期にわたる、又は反復ばく露による臓器の障害のおそれ
関連商品
備考
日本ペイント株式会社: http://www.nipponpaint.co.jp/
商品関連ページ: 日本ペイント屋根塗料
●このページ内容については、メーカーカタログから転載のため、予告なく変更することがあります。
●このページ中の製品名・会社名は、日本ペイントホールディングス株式会社または日本ペイント株式会社・その他の会社の、日本およびその他の国の登録商標または商標です。
●ニッペパーフェクト(登録第5523001号)は日本ペイント株式会社の登録商標です。