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鉄部塗料【エスケープレミアム無機マイルド(2液弱溶剤)】

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エスケープレミアム無機マイルド(2液弱溶剤)

種類:超低汚染ハイブリッド二液弱溶剤形無機塗料

社名:エスケー化研株式会社エスケー化研株式会社

商品名 容量 数量 単位 価格  
下塗材 弱溶剤 SKマイルドボーセイ
(二液弱溶剤形変性エポキシさび止め F☆☆☆☆)
16kg セット ¥14,250
上塗材 弱溶剤 エスケープレミアム無機マイルド(2液弱溶剤)
(超低汚染ハイブリッド二液弱溶剤形無機塗料 F☆☆☆☆)
艶有 4kg ¥
15kg ¥
7分艶 4kg ¥
半艶 ¥
3分艶 ¥
7分艶 15kg ¥
半艶 ¥
3分艶 ¥

※価格は税込価格になります。

仕様

商品名 容量 kg/m² 塗装面積 間隔時間(hr)
(20℃)
工程内 工程間 最終養生
下塗材 SKマイルドボーセイ 16kg 0.14~0.17 1回で94~114m² 6以上
14日以内
上塗材 エスケープレミアム無機マイルド(2液弱溶剤) 4kg 0.22~0.26 2回で15~18m² 3以上7日以内 24以上
15kg 2回で57~68m²

常備色

  • 色指定の際のご参考にご利用ください。 尚、画面上に表示される色は実際の色とは大きく異なる場合がありますのでご注意ください。
    正確な色を選択されるために、カタログ又はサンプルをご用意しております。別途ご請求ください。
  • 色毎に価格が大きく異なる場合があります。材料費が割高になる事もございますのでご注意下さい。

日本塗料工業会発行 色見本帳

N-85 N-80 N-75 N-70  
SR-174 SR-177 SR-401 SR-165 SR-163
SR-164 SR-175 SR-178 SR-111 SR-113
SR-403 SR-404 SR-161 SR-405 SR-407
SR-104 SR-409 SR-410 SR-411 SR-406
SR-108 SR-168 SR-109 SR-413 SR-412
SR-169 SR-132 SR-414※ SR-415 SR-416
SR-418 SR-425 SR-419 SR-420 SR-421※
SR-426※ SR-408 SR-402 SR-427 SR-428
SR-422※ SR-423※      

特徴

超低汚染ハイブリッド二液弱溶剤形無機塗料

荷姿

大自然から授かった「無機素材」の強さと「プレミアムシリーズ」で培った技術を活用し建物の長寿命に繋がる「超耐候性」を実現

特徴

超耐候性

2つのメカニズムにより卓越した超耐候性を実現

【1】ハイブリッド技術による弱溶剤形無機系超耐候性樹脂

無機成分をナノレベル(分子レベル)で複合化する無機ハイブリッド技術により、無機成分の強い結合力を有する(Si-O)で被覆された強靭な塗膜は、従来の弱溶剤形塗料を超越する超耐候性を示します。
また、無機成分の優れた剛性に加え、有機樹脂の柔軟性を併せ持った塗膜を形成するため塗り替えに最適であり、躯体や基材等の下地を長期に亘って保護するなど、種々の優れた塗膜性能を発揮します。

ナノレベルの無機成分モデル図
【2】ラジカルコントロール技術

エスケープレミアム無機マイルドは、塗膜内に発生するラジカルを独自の高緻密無機シールド層と高緻密有機シールド層のダブルシールドで抑えます。わずかに発生したラジカルもラジカルキャッチャーが捕捉します。

ラジカルコントロールモデル図
「ラジカル」とは?

ラジカルとは、酸素、水の存在下で塗膜中の無機顔料に紫外線が当たることで発生する反応性の高い物質です。ラジカルが劣化因子となり、樹脂などの有機物を分解することで塗膜は劣化していきます。

親水性モデル図

■促進耐候性試験(キセノンランプ法)による検証結果

■促進耐候性試験(キセノンランプ)

促進耐候性試験結果グラフ

■塗り替えサイクルの目安

塗膜が長持ちするため、塗り替え回数を減らすことができます。

塗り替えサイクルモデル図

※塗り替え年数は目安です。建物の立地条件、環境等によって異なります。また、塗り替えに関するコスト等は下地の劣化状況によっても異なります。

■超低汚染性

親水性表面を有する無機系塗膜の3つの効果により、優れた超低汚染性を実現

1.親水性

親水性表面は水となじみやすく、汚染物質を降雨により除去

親水性モデル図
2.低帯電性

塗膜表面は静電気を帯びにくく、低帯電性により汚れが付着しにくい

帯電性モデル図
3.高い架橋密度

架橋密度の高い緻密な塗膜表面は、塵やほこりを寄せ付けず、汚れの定着を防ぐ

架橋密度モデル図
■水のなじみやすさ
premium

エスケープレミアム無機マイルドは塗膜表面が親水性になるため、水がなじみやすく汎用塗料と比べ汚れが落ちやすくなります。

■屋外暴露6ヶ月
premium

エスケープレミアム無機マイルドは長期に亘り汚れの定着を防ぎます。

■防かび・防藻性

特殊設計により、かびや藻等の微生物汚染に対して強い抵抗性を示します。

■防かび性の比較
比較写真
■防藻性の比較
比較写真

■仕上がり性

塗料のレオロジーコントロールによりレベリング性に優れる滑らかな塗膜は従来の弱溶剤形塗料と比べ、優れた仕上がり性/光沢を提供します。特に、戸建てサイディングの塗り替えでは、下塗りに「水性SDサーフエポプレミアム/マイルドSDサーフエポプレミアム」をご使用いただくことで、相乗効果により優れた仕上がり性を示します。

■光沢の比較(艶有り)
比較写真

■環境対応

溶剤形(強溶剤)塗料に比べて臭気が少なく作業環境の改善に役立ちます。

■幅広い下地適用性

弱溶剤で構成されているため、旧塗膜の種類を問わず、優れた密着性、下地適用性を示します。

※旧塗膜の種類、及び劣化状況に応じて適切な下塗材を洗濯してください。

一般外壁

アクリルリシン・アクリルスキン・アクリルタイル・エポキシタイル・複層弾性塗材・単層弾性塗材・アクリルスタッコ・セメントスタッコ

上塗り

アクリル樹脂系・ポリウレタン樹脂系・アクリルシリコン樹脂系・塩化ビニル樹脂系・アクリル樹脂エマルション系・非水系塗料(ポリウレタン樹脂系)

鉄部

合成樹脂調合ペイント・フタル酸樹脂系・エポキシ樹脂系・ポリウレタン樹脂系・塩化ビニル樹脂系・塩化ゴム系・ポリエステル樹脂系・メラミンアルキド樹脂系

木部

合成樹脂調合ペイント・フタル酸樹脂系・ポリウレタン樹脂系

FRP

ポリウレタン樹脂系

  • ※1.活膜は目荒しが必要です。
  • ※2.旧塗膜が弱溶剤で可溶するタイプのものは、下塗り、上塗りを施工後、リフティングを生じる危険性がありますので、避けてください。

用途

エスケープレミアム無機マイルド幅広く使用可能です。

外壁から鉄部・付帯部位等様々な部位に使用でき、戸建て住宅やマンション等の塗り替えに最適な弱溶剤形無機塗料です。

  • 戸建て住宅、中低層集合住宅の内外装
  • 各種金属部位など

適用下地

  • コンクリート、セメントモルタル、ALCパネル、サイディングボード、各種旧塗膜など
  • 鉄部、亜鉛めっき鋼、アルミニウム、ステンレスなどの金属
  • 樋(硬質塩ビ)
  • 木部など
用途イメージ
下地が窯業系サイディングボードの場合
下塗り
  • ■水性SDサーフエポプレミアム
  • ■マイルドSDサーフエポプレミアム
  • ■エスケーハイブリッドシーラーEPO
下地がモルタル・コンクリートの場合
下塗り
  • ■エスケー弾性プレミアムフィラー
用途イメージ 用途イメージ
下地が鉄部の場合
下塗り
  • ■スーパーボーセイエポ
  • ■SKマイルドボーセイ
下地が木部の場合
下塗り
  • ■SK木部用下塗材
用途イメージ 用途イメージ
下地が樋(硬質塩ビ)の場合
下地調整
  •  

標準工法

●鉄部(新築/改装)
工程 材料 調合
(重量比)
所要量
(kg/m²)
塗回数 間隔時間(hr) 備考
工程内 工程間 最終養生
下地調整 ● 被塗装表面のほこり、油脂分、水分などを除去し、清浄してください。
 ● さびや浮き塗膜、粉化物はサンドペーパーやディスクサンダーなどで十分に除去してください。
1 ※4下塗り SKマイルドボーセイ 主剤 100 0.14~0.17 1 6以上14日以内 ローラー、刷毛
エアレススプレーガン
吐出量:800~1000ml/分
パターン幅:25~30cm
SKマイルドボーセイ 硬化剤 25
塗料用シンナー A ※100~20
2 ※12.13.14上塗り エスケープレミアム無機マイルド 主剤 100 0.22~0.26 2 3以上7日以内 24以上 ウールローラー、刷毛
エアレススプレーガン
吐出量:800~1000ml/分
パターン幅:25~30cm
エスケープレミアム無機マイルド 硬化剤 20
塗料用シンナー A ※110~20

*4. この他下塗材として、★SKマイルドボーセイの他、★スーパーボーセイエポもご使用いただけます。

●アルミニウム・ステンレス(改装)
工程 材料 調合
(重量比)
所要量
(kg/m²)
塗回数 間隔時間(hr) 備考
工程内 工程間 最終養生
下地調整 ●表面汚染物質を除去してください。
 ①サンドペーパーP240~P400で旧塗膜を均一に研磨し、目荒しを行うと同時に、孔中部のさびを除去してください。
 ②中性洗剤・溶剤などで洗浄し、ほこりなどを除去してください。
 ③処理液が残らないよう十分に洗浄し。下地を乾燥させてください。
1 ※4下塗り SKマイルドボーセイ 主剤 100 0.14~0.17 1 6以上14日以内 ローラー、刷毛
エアレススプレーガン
吐出量:800~1000ml/分
パターン幅:25~30cm
SKマイルドボーセイ 硬化剤 25
塗料用シンナー A ※100~20
2 ※12.13.14上塗り エスケープレミアム無機マイルド 主剤 100 0.22~0.26 2 3以上7日以内 24以上 ウールローラー、刷毛
エアレススプレーガン
吐出量:800~1000ml/分
パターン幅:25~30cm
エスケープレミアム無機マイルド 硬化剤 20
塗料用シンナー A ※110~20

*4. この他下塗材として、★SKマイルドボーセイの他、★スーパーボーセイエポもご使用いただけます。

*★エスケープレミアム無機マイルドは主剤の粘度が若干高くなっています。硬化剤混合後には粘度は一般の弱溶剤上塗剤と同様になります。そのため主剤と硬化剤を混合し、よく撹拌した後、希釈を行ってください。この際、希釈しすぎると、隠ぺい力不足やたれ、透けなどの仕上がり不良、色別れ等の原因となりますので、ご注意ください。

※1.
下地の状態によりシーラーや目荒しが必要な場合があります。詳しくは、最寄りの各営業所へお問い合わせください。
※2.
下塗りには必ず指定の材料をご使用ください。また、この他下塗材として、水性ハイブリッドシーラー(15kgセット)、溶剤タイプの★ミラクシーラーEPO(15kgセット)もご使用いただけます。
※3.
下地の種類により所要量及び塗回数が異なります。吸い込みの著しい場合は2回塗りとしてください。
※4.
希釈しますと付着力低下や性能低下などの原因となりますので希釈は絶対にしないでください。
※5.
この他、水性ソフトサーフSG(16kg石油缶)、水性ソフトサーフエポ(16kg石油缶)もご使用いただけます。
※6.
エスケー弾性プレミアムフィラーの所要量、希釈率は塗装器具により異なります。なお既存パターンや下地の状態により所要量が異なる場合がありますのでご注意ください。
※7.
水性SDサーフエポプレミアムの清水での希釈率は、スプレー塗り時、刷毛・ローラー塗り時共に「5~10」となります。
※8.
★マイルドSDサーフエポプレミアムの★塗料用シンナーAでの希釈率は、スプレー塗り時で「10~20」、刷毛・ローラー塗り時で「0~10」となります。
低温下では塗料粘度が高くなるため、希釈範囲内で、希釈率を上げるようにしてください。
※9.
エスケー弾性プレミアムフィラーの厚付け仕上げの場合の清水でのきしゃく率は、マスチックローラー塗り時で「2~5」、リシンガン塗り時で「5~8」となります。
※10.
★マイルドボーセイの★塗料用シンナーAでの希釈率は、主剤100に対してスプレー塗り時で「5~10」、刷毛・ローラー塗り時で「0~10」となります。
※11.
★エスケープレミアム無機マイルドの★塗料用シンナーAでの希釈率は、主剤100に対してスプレー塗り時で「10~20」、刷毛・ローラー塗り時で「0~10」となります。
※12.
希釈しすぎますと光沢に影響を与えますので、シンナー希釈率及び所要量を厳守してください。
※13
材料は、開缶後十分に撹拌してから、必ず計量器を利用し、主剤と硬化剤の混合比率を厳守して調合してください。異なった比率で調合すると硬化不良の原因となります。
※14
粒度の粗いさび止め塗料が塗布されている場合は、光沢が落ちることがあります。その場合、シンナーの希釈率を少なくして塗布してください。
※15
★塗料用シンナーAで希釈する製品については、★塗料用シンナーAの他、★塗料用シンナーXもご使用いただけます。ただし、その他の材料の使用は避けてください。

注意点

施工上の注意事項

  • 経年劣化したサイディングボード面への塗装は、表面劣化部分から剥離する場合があります。試験施工を行って付着性を確認の上、本施工に入ってください。
  • 無機系コーティングなどが施されたサイディングボード面の中には適用できないものもあります。予め試験施工を実施し付着性を確認してください。付着性に問題がある場合は、目荒しを行ってください。
  • 硬質塩ビや塗装時に光沢の残っている劣化していない塗膜に塗装する場合は、目荒しを行ってください。
  • ★SKマイルドボーセイや、★エスケーハイブリッドシーラーEPO、★SK木部用下塗材、★エスケープレミアム無機マイルドを使用した塗装器具は、★ラッカーシンナーなどで洗浄してください。
  • 上塗材の希釈率は、試験塗りなどにより決定し、それ以降は同一の希釈率にて使用してください。なお、希釈率は色目及び施工時の気温により変化することがありますのでご了承ください。
  • 濃色や原色に近い色彩は、塗膜を強く擦ると色落ちすることがあります。衣類などが触れる可能性のある部位への施工は避けてください。
  • 上塗りにイエロー、レッド、ブルー、グリーン系など彩度の高い色目を塗装する場合は、隠ぺい性を高めるため、予め隠ぺい性の良い共色を塗装してください。
  • 艶調整品(艶有り以外の7分艶、5分艶、3分艶など)は、被塗物の形状、膜厚や色目、塗回数、希釈率の差などにより、実際の艶と若干異なって見える場合があります。また、刷毛・ローラー塗装時に塗継ぎ箇所で艶むらを生じやすい傾向があります。試し塗りの上、本施工に入ってください。
  • 既存塗膜の剥離箇所は、既存のパターンに合うように既存塗膜の塗装仕様でパターン合わせを行ってください。
  • 軽量モルタル、ALCパネル、高断熱型窯業系サイディング及び発泡ウレタンなどを用いた高断熱型外壁に塗装する場合は、蓄熱されたり、水の影響や下地の状態、塗装時の環境など、いくつかの条件が重なることで、パネルの変形や塗膜の膨れ、剥がれなどを生じることがあります。ご採用に当たっては、最寄りの各営業所へお問い合わせください。
  • 改装工事に溶剤形の下塗材をご使用の場合は、溶剤などの影響により、旧塗膜を侵し、膨れ、ちぢみなどの異状が発生することがあります。試し塗りにより確認の上、本施工に入ってください。
  • 防かび・防藻性は繁殖の抑制の効果を示すものです。施工部位の構造や形状、環境条件などにより、防かび・防藻性が十分に発揮されない場合があります。
  • かびや藻が付着している場合は、SKKカビ除去剤#5(塩素系)にて拭き取るなど、適切な下地処理をしてから塗装してください。
  • 所要量は被塗物の形状、素地の状態、塗装方法、気象条件、希釈率等の各種条件により増減します。
  • 塗り重ね時間は環境(温度、湿度、換気、風通しやすさ)や膜厚によって変わります。
  • 低温又は高湿度時には、乾燥が遅くなりますのでご注意ください。
  • 補修塗りが必要な場合がありますので、補修用に使用塗料の控えを必ずとっておき、同一ロット、同一塗装方法で補修塗装をしてください。
  • 補修塗りの際、仕上がり肌の違いにより、色目に若干の差を生じる場合がありますので、部分的に仕上がり性を確認した上で希釈量等を決定してください。
  • 刷毛で補修塗りを行う際、スプレー塗りやローラー塗りと仕上がり肌の違いにより、色目に若干の差を生じることがあります。
  • シーリング材の上へ施工する場合、シーリング材の種類、材齢により塗膜が密着しないことや汚染することがあります。詳しくは、最寄りの各営業所へお問い合わせください。
  • 間隔が広いなど、大きな動きが予想されるシーリング打設部への塗装は、塗膜がひび割れる可能性がありますので、なるべく避けてください。
  • 陶磁器タイル洗浄用の酸が塗装面に付着すると、変色や溶解などの異状を生じることがありますので、これを防止するため、予め塗装面の養生を行ってください。
  • 基材の洗浄に薬剤を用いた場合、薬剤洗浄後の水洗工程を入念に行ってください。薬剤が被塗面に残存したまま塗装すると塗膜の膨れ、剥がれ、白化につながる場合があります。
  • ゴムやプラスチックなどの可塑剤を含む部位に直接触れると軟化や剥離を生じることがありますので、そのような場所への塗装は避けてください。また、これらの部位に塗膜が直接触れることがないようにご注意ください
  • ベンチやジャングルジムなどの遊具、テーブル、カウンター、棚、床など、モノが常に置かれる箇所への塗装は避けてください。また、アルコールや油脂分(人の手など)が付着すると塗膜が軟化し、色移りすることがありますので、ご注意ください。
  • 笠木、天端など長時間水が滞留する箇所では塗膜の膨れ、白化などが発生する場合がありますので使用は避けてください。
  • 塗膜の膨れ、剥がれ、白化の発生につながる場合がありますので、著しく結露が生じるような場所での使用は避けてください。
  • 最終養生の時間内に、降雨、結露がある場合や、低温、高湿度、通風のない場合には、塗膜の膨れ、剥がれ、白化、しみの発生、艶引けにつながることがありますので、塗装を避けるか強制換気などで表面の水分を除去してください。
  • 著しく結露を生じるような場所では、しみが発生することがありますので、塗装を避けてください。やむを得ず塗装を行う場合は、強制換気の上、溶剤形塗料での塗装を推奨いたします。
  • 結露等によりしみが発生した場合は、乾燥後に水拭きなどで除去してください。
  • 強風時、または降雨、降雪のおそれがある場合、及び気温5℃以下、湿度85%以上での施工は原則的に避けてください。気温5℃以下での施工が要求される場合は、採暖及び採暖のための養生により雰囲気温度、被塗面温度を5℃以上にしてください。冬期においては、施工条件が特に厳しくなる場合があるため、事前に関係者と十分な打ち合わせを行ってください。
  • 材料は使用前に内容物が均一になるように十分に撹拌し、開栓後は速やかに一度に使い切ってください。また材料を保管する場合は、無希釈の材料をしっかりと密栓してから直射日光を避けた冷暗所にて保管し、できるだけ早めに使い切ってください。
  • 性能に支障をきたす可能性がありますので、当社指定以外の材料を混ぜないでください。
鉄部における注意事項
  • 素地調整は、さび止め塗装工事の耐久性を高める重要な工程となりますので、入念な処理を行ってください。
  • さびの著しい部位は、ケレン後、補修塗りを行ってください。また、作業環境や形状によって、さびを完全に除去できない部位には、予め★サビフィックス(18kgセット、4.5kgセット)で補修塗りを行ってください。
  • さび止め塗料の防食性は膜厚に比例します。R部やエッジ部など、膜厚が得られにくい箇所は、増し塗するなどして、十分な膜厚を確保してください。
  • 工程間隔時間は厳守してください。工程間隔時間を過ぎた場合は、目荒しを行った後に塗装してください。

施工上の注意:超低汚染機能の発揮条件

  • ★エスケープレミアム無機マイルドは、主剤と硬化剤を指定の比率で調合し、電動ミキサーなどで十分に撹拌混合(2分以上)してご使用ください。主剤と硬化剤の混合比率が不適切であったら、他の材料と混合したり、硬化剤を投入しなかった場合、低汚染機能が発揮されませんので、必ずこれを遵守してください。
  • 上塗材は所定の乾燥時間(最終養生時間)を厳守してください。施工後、塗膜が乾燥するまでの時間内に降雨などにより、塗膜表面が長時間、水分がかかった状態になりますと、所定の低汚染機能が発揮されない場合があります。低汚染機能は乾燥後の塗膜で発揮されるため、乾燥過程で降雨などが予想される場合は、シート養生を行うなどして、塗膜表面に雨が当たらないよう、所定の乾燥時間を厳守してください。
  • 施工当日に降雨、降雪、結露が予想される場合は、施工を中止してください。また、気象の急変などにより、施工中、施工後に降雨が生じた場合はシート養生などを行い、塗装面に直接雨がかからないようにしてください。
  • 施工部位により、低汚染性が十分に発揮されないケースがあります。特に、傾斜壁の下端部、笠木などの水切りのない部位、窓廻りで水切りが不十分な場合、汚れが溜まりやすい目地の下部、雨がかからない部位などは、注意が必要です。
  • 鉄さび・シーリング材などが原因の汚染物質に対しては、低汚染機能が十分に発揮されません。各シーリング材は可塑剤(油分)を含まないノンブリードシーリングをご使用ください。
  • 上塗材はむらなく均一に塗付してください。低汚染機能を発揮するためには、塗付量の確保が重要な事項です。特に凹部に塗り残しができないよう、注意してください。またタッチアップに使用する上塗材の主剤、硬化剤は予め良く振り、沈降分離していないものを必ず計量器を用いて計量し、電動ミキサーなどで十分に撹拌(2分以上)したものを使用し、製品容器に記載の可使時間以内に使い切るようにしてください。
  • その他、詳しくは最寄りの各営業所へお問合わせください。

危険情報と安全対策

製品の取り扱いは、それぞれの安全データシート(SDS)に従ってください。
特に★印のついている製品は、溶剤形のため、下記の点にご注意下さい。

  1. 引火性の液体のため、火気厳禁です。
  2. 有機溶剤中毒のおそれがあるため、換気に注意し、防毒マスクまたは送気マスクを使用するなどの安全対策を行って下さい。
  3. 施工においては、溶剤成分が室内に流入しないように十分注意して下さい。

※屋内作業等、使用環境によっては、特定化学物質障害予防規則、有機溶剤中毒予防規則等の規制を受ける場合があります。詳しくは別途、施工仕様書等をご確認ください。

施工後の注意

本製品には揮発性の化学物質が含まれております。塗装直後の引き渡し等において、化学物質過敏症やアレルギー体質の方への安全対策に十分留意してください。

関連商品

備考

エスケー化研株式会社:https://www.sk-kaken.co.jp/

メーカー製品サイト:https://www.sk-kaken.co.jp/premium-muki/

PDF:エスケープレミアム無機マイルド PDFカタログ