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アレスダイナミックルーフアクア
種類:窯業系屋根用
社名: 関西ペイント株式会社
商品名 | 容量 | 色 | 数量 | 単位 | 価格 | |||
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※銀黒色の画面上での色の確認は困難な為、実際の色見本での確認をお願い致します。
※色見本ご希望の方はお問合せフォームにて弊社までご依頼ください。
※価格は税込価格になります。
仕様
商品名 | 容量 | kg/m² | 塗装面積 | 上塗可能時間(hr) (20℃) |
|
下塗材 | アレスダイナミックシーラーマイルド | 15kg | 0.13~0.20 | 1回塗りで 75~115m² ※劣化素材は2回塗り |
4時間以上7日以内 |
アレスダイナミックシーラーアクア | 15kg | 0.13~0.20 | 1回塗りで 75~115m² |
4時間以上7日以内 | |
上塗材 | アレスダイナミックルーフアクア | 15kg | 0.15~0.25 | 2回塗りで 30~50m² |
4時間以上7日以内 |
標準色
画面上で表示する色は、メーカーカタログを画像取り込みし色調整したもののため、
ご利用の環境によっては、実際の色と大きく異なる場合がございますのでご注意ください。
最適な色をご確認いただくために、カタログ又はサンプルをこちらよりご請求ください。
アレスダイナミックルーフアクア
ガーネットオレンジ | ローヤルレッド | チョコレート | シナモンブラウン | 新ブラウン |
コーヒーブラウン | セピア | ビスタブラウン | ネオモスグリーン | スチールグレー |
グリーン | アイビーグリーン | グラニットグレー | ブルー | ナスコン |
カーボングレー | 銀黒 (メタリック調) |
ネオブラック |
特徴
アレスダイナミックシーラーマイルド
- 超強力な付着
- 高い浸透性
- 幅広い素材適性
- 高仕上り性
アレスダイナミックシーラーアクア
- 幅広い素材適性
- 幅広い上塗適性
- 浸透性
- 高仕上り性
アレスダイナミックルーフアクア
過酷な条件下で求められる性能
屋根は、外壁と比べ太陽光を直接受けて夏は猛烈に暑くなり、地域によっては酸性雨、積雪、塩分、火山灰の滞留など最も過酷な環境に曝されます。
中でも紫外線は年中降り注ぎ塗膜や素材を劣化させるため、紫外線に強い塗料選びが大切です。
紫外線量のグラフ
紫外線は夏だけでなく、一年中降り注いでいます。
引用:気象庁「日最大UVインデックス(推定値)の月別累年平均値グラフ」
UVインデックス
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いで、紫外線の強さを示した世界共通の指標。
0~2:弱い(安心して外出できる)
3~5:中程度 (日中は、できるだけ日陰を利用し、できるだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子の利用をこころがける)
6~7:強い (日中は、できるだけ日陰を利用し、できるだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子の利用をこころがける)
紫外線による人体の健康への影響
皮膚がん・皮膚の炎症・白内障・シミ、ソバカス
建物の仕上材への影響
塗膜の破壊[つや引け、変色、ワレ、ハガレ、摩耗、風化]
高機能の塗膜が屋根素材を長期保護
- ラジカル制御技術の採用による最上位品フッソに迫る高耐候性
- 強靭な塗膜による優れた耐久性
- 水性塗料で臭気が少ない
- 高光沢で艶が持続
- 防カビ・防藻
- 水性下塗との組み合わせで、完全水系の工法が可能
(2回目以降の塗替えで、旧塗膜が比較的健全な場合に限る)
紫外線から素材を守る4つの技術
1.劣化原因「ラジカル」の発生と活動を抑え、塗膜の耐候性を飛躍的に向上
高性能シリコンレジン
超強力な結合エネルギーを持つ国産「高性能シリコンレジン」で紫外線劣化を阻止
UVトラップ
「高性能シリコンレジン」をすり抜けた紫外線を「UVトラップ」で無害化
ラジカルバリヤコート
酸化チタンへの紫外線到達を阻止しラジカル発生を抑制
HALSラジカルキャッチャー
極微量すり抜けた紫外線によって発生したラジカルは、HALSラジカルキャッチャーで捕獲し無害化
優れた耐久性と美しい仕上がりで長期的に屋根を保護
強靭な塗膜が優れた耐久性を発揮
樹脂同士が強力に接着
優れた光沢
高性能シリコンレジンをリッチに配合。高光沢で、長期にわたり艶を維持。
用途
- 住宅屋根用化粧スレート(カラーベスト、コロニアルなど)、セメント瓦 ※1
標準工法
■住宅屋根用化粧スレート、波形スレート
工程 | 材料 | 希釈率(%) | 塗装回数 | 標準所要量(kg/m2/回) | 塗装方法 | 塗装間隔(23℃) |
素地調整 | 劣化した旧塗膜や表面の化粧層、砂、ホコリ、汚れ、コケ等は高圧水洗浄(10~15MPa)で除去してください。 高圧水洗浄ができない場合は、ホースで水を流しながらデッキブラシやワイヤーブラシ等を用いて除去してください。 その後、水分がなくなるまで1~2日程度十分に乾燥させる。 |
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下塗 | アレスダイナミックシーラーマイルド (下地の劣化が著しいなど吸込みが大きい素材の場合) |
0 (無希釈) |
1~2 ※2 | 0.13~0.20 | ハケ・ローラー エアレス |
4時間以上 7日以内 |
アレスダイナミックシーラーアクア (2回目以降の塗替えで、旧塗膜が比較的健全な場合に使用できます) |
0~10 (上水) |
1 | 0.13~0.20 | ハケ・ローラー エアレス |
4時間以上 7日以内 |
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上塗 | アレスダイナミックルーフアクア | 3~8 (上水) |
2 | 0.15~0.25 | ハケ・ローラー エアレス |
2時間以上 7日以内 |
縁切り | 塗装後、水切り部で住宅屋根用化粧スレートの重なり部が塗料で詰まった場合には、皮スキ等で必ず縁切りを行ってください。 (瓦の上下に隙間がないと通気が不十分になり、結露水などの影響により漏水や素材の腐食、塗膜剥離、フクレなどが発生する恐れがあります。) |
注)被塗物の形状や塗装条件によって増減することがあります。特に劣化したスレート屋根などでは、5割以上増加することがあります。
※1 セメント瓦の劣化度合いが大きい場合には、中塗に「アレスルーフフィラー」を塗装してください。
洋風コンクリート瓦(モニエル瓦など)、粘度瓦(いぶし瓦、釉薬瓦など)には塗装できませんのでご注意ください。
※2 吸込みが著しい場合は、2回塗りを行ってください。
1回目の塗替えは、下地の劣化や吸込みが大きいため、下塗に「アレスダイナミックシーラーマイルド透明」を使用してください。
2回目以降の塗替えで、旧塗膜が比較的健全な場合は、下塗に「アレスダイナミックシーラーアクア」も使用できます。
施工上の注意事項
- 標準所要量は一般的な条件での塗装作業に必要な塗料の参考値です。従って被塗物の形状や塗装条件などによって増減します。
- 開缶時および容器に移し換えたときには色が分離したり、沈降している場合がありますので、使用前に十分攪拌してください。
- 弱溶剤型の塗料を開缶した後に貯蔵する際は、水分に注意し、密封してから冷暗所に保管してください。
- 高温(40℃以上)、低温(-5℃以下)での塗料保存は避けてください。
- 錆が発生している箇所などはワイヤーブラシ・サンドペーパー等で完全に除去してください。
- 下地調整が不十分な場合には、塗膜の膨れ・割れ・剥がれの原因となったり、光沢が出ないもしくは艶むらが発生するなど仕上がり不良が生じる恐れがあります。ホコリ・油・樹液などは塗装前に溶剤拭き・水洗い(温水)等で十分に除去し、乾燥した清浄な面にしてください。
- 高圧洗浄を行うと屋根が滑りやすくなりますので、足場には十分ご注意ください。
- 洗浄後、新生瓦の破損、役物の釘浮き、シーリング切れなどのチェックを行い、補修が必要な場合には適切な処理を行ってください。
- 低温・多湿時に塗装し、未乾燥状態で夜露等にあたるとツヤ引けが生じることがあります。
- 強風時や降雨の予想される日の塗装、および気温が5℃以下、湿度85%以上となる日の塗装は避けてください。
- 塗装後、降雨や結露などで白化した場合には目粗しを行って、再度塗装してください。
- 昼夜の温度差が激しい時期は、結露によるツヤ引け現象が発生しやすいため、時間を考慮して塗装を行なってください。
- 他の塗料との混合は絶対に避けてください。
- 水性塗料を塗装する場合は、ナイロン刷毛をご使用ください。獣毛刷毛は刷毛固まりを起す場合があります。
- 使用した塗装用具の洗浄にはラッカーシンナーをご使用ください。
- 品質が保持する塗膜性能を十分に発揮させるために、所定の塗り回数と膜厚確保による施工を行なってください。
- 過希釈による施工は、剥離・仕上がり不良・色分かれの原因となりますので所定の希釈率を厳守してください。
- 塗装後、スケや塗り残しがある場合は、補修塗りを行うか再度全面塗装してください。
- 有機溶剤を使用しているため施工・保管には十分ご注意ください。
- 積雪の加重を最も受けやすい軒先部分などにはこすりつけるように増し塗りを行ってください。
- エアレス塗装を行う場合は、塗装ミストの飛散防止のために十分な養生を行ってください。
- エアレス塗装を行ったのちにハケ・ローラーで補修塗りを行うと、補修箇所の色相が異なることがありますので、ハケなどで補修塗りを行う場合は事前に行なってから全体にエアレス塗装を行なってください。
- 没水部への適用は避けてください。
- 洋風コンクリート瓦(モニエル瓦など)、粘土瓦(いぶし瓦、釉薬瓦など)には塗装できませんので、ご注意ください。
- 窯業系屋根材は、素地への吸い込みが生じやすくなります。窯業系屋根材を塗装する際には、下地の状態を確認し、下塗りの吸い込みが著しい場合には、再度下塗りを塗装して表面が濡れ色になることを確認してください。
- 窯業系屋根材に付随する金属部分については金属系屋根材の標準塗装仕様で塗装してください。
- シーリング面への塗装は極力避けてください。汚染や粘着、ワレの原因となります。
- 汚れ、傷などにより補修塗りが必要な場合がありますので、使用塗料の控えは必ずとっておき、同一塗料、同一ロット、同一塗装方法で補修塗装をしてください。
- 既に雨漏りのある場合は塗装を施しても直りません。雨漏りには構造上の原因を追求し、対策をとることが必要となりますのでご了承ください。
- 「アレスダイナミックシーラーマイルド透明」は水分と反応して硬化しますので、容器の蓋を開けたまま放置したり、使用した残りの塗料を容器に戻すなどすると、水分の影響でゲル化する恐れがあります。なお、開缶後は速やかにご使用ください。
ご使用上の注意事項
下記の注意事項を守ってください。詳細な内容については安全データシート(SDS)をご参照ください。
予防策
- 取扱作業中・乾燥中ともに換気のよい場所で使用し、粉じん・ヒューム・ガス・ミスト・蒸気・スプレーを吸入しないこと。必要な保護具(帽子・保護めがね・マスク・手袋等)を着用し、身体に付着しないようにすること。
- 吸入に関する危険有害性情報の表示がある場合、有機ガス用防毒マスク、又は、送気マスクを着用すること。又、取り扱い作業場所には局所排気装置を設けること。
- 皮膚接触に関する危険有害性情報の表示がある場合、頭巾・えり巻きタオル・長袖の作業着・前掛を着用すること。
- 本来の目的以外に使用しないこと。
- 指定材料以外のものとは混合(多液品の混合・希釈等)しないこと。
- 缶の取っ手を持って振ったり、取っ手をロープやフックで吊り下げたりしないこと。
- 取り扱い後は、洗顔、手洗い、うがい、及び、鼻孔洗浄を十分に行いこと。
- 使用済みの容器は、火気、溶接、加熱を避けること。
- 本品の付いた布類や本品のかす等は水に浸して処分すること。
対応
- 目に入った場合:直ちに、多量の水で洗うとともに医師の診察を受けること。
- 皮膚に付着した場合:直ちに拭き取り、石けん水で洗い落とし、痛みや外傷等がある場合は、医師の診察を受けること。
- 吸入した場合:空気の清浄な場所で安静にし、必要に応じて医師の診察を受けること。
- 飲み込んだ場合:直ちに医師に連絡すること。無理に吐かせないこと。
- 漏出時や飛散した場合は、砂、布類(ウエス)等で吸い取り、拭き取ること。
- 火災時には、炭酸ガス、泡、又は、粉末消火器を用いること。
保管
- 指定容器を使用し、完全にふたをして湿気のない場所に保管すること。直射日光、雨ざらしを避け、貯蔵条件に基づき保管すること。子供の手の届かない場所に保管すること。又、関連法規に基づき適正に管理すること。
廃棄
- 本品の付いた布類や本品のかす、及び、使用済み容器を廃棄するときは、関連法規を厳守の上、産業廃棄物として処分すること。(排水路、河川、下水、及び、土壌等の環境を汚染する場所へ廃棄しないこと。)
施工後の安全
- 本製品は揮発性の化学物質を含んでいますので、塗装直後の引渡しの場合は、施主様に対して安全性に十分に注意を払うように指導してください。
- 例えば、不特定多数の方が利用される施設などの場合は、立看板などでペンキ塗り立てである旨を表示し、化学物質過敏症ならびにアレルギー体質の方が接することのないようにしてください。
関連商品
備考
関西ペイント株式会社:https://www.kansai.co.jp/
メーカーカタログ PDF:アレスダイナミックルーフアクア
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