※価格は税込価格になります。
※フローン#12は粘度が高い為、パワーミキサーのご使用をお薦め致します。
仕様
■主材
商品名 |
容量 |
kg/m² |
塗装面積 |
間隔時間(hr)(23℃) |
フローン無機防水α |
16㎏ |
0.7kg |
22m²(標準仕様) |
6時間以上 |
フローン#12 |
18kg |
2~4 |
2回塗りで4~9m² |
24~48 |
■下塗り・トップコート
品名 |
容量 |
配合比 |
標準使用量 (kg/m²) |
塗装面積 |
乾燥時間(23℃) (歩行可能時間) |
備考 |
A液 |
B液 |
セット |
フローンプライマーH |
15㎏ |
15㎏ |
30㎏ |
A液:B液=1:1 |
0.15kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで100m² |
2~24時間 |
新規コンクリート・モルタル面用 |
6㎏ |
6㎏ |
12㎏ |
2回塗りで40m² |
3㎏ |
3㎏ |
6㎏ |
2回塗りで20m² |
1㎏ |
1㎏ |
2㎏ |
2回塗りで6m² |
フローンプライマーU2 |
16㎏ |
1液・無希釈 |
0.15kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで53m² |
2~24時間 |
新規コンクリート・モルタル面用 |
4㎏ |
2回塗りで13m² |
フローンプライマーUS |
15㎏ |
1液・無希釈 |
0.15kg/m2 ×1回塗り |
1回塗りで100m² |
3~24時間 |
塗り重ね用 |
5㎏ |
1回塗りで33m² |
塗替えプライマーエコ |
1㎏ |
10㎏ |
11㎏ |
1:10・無希釈 |
0.15kg/m2 ×1回塗り |
73m²(1回塗り) |
4~24時間 |
水性・塗り重ね用 |
スーパートップ遮熱 |
5㎏ |
10㎏ |
15㎏ |
A液:B液=1:2 |
0.2kg/m2 ×1回塗り |
1回塗りで75m² |
12時間以上 |
超耐候性 遮熱トップコート |
2㎏ |
4㎏ |
6㎏ |
1回塗りで20m² |
エコトップ遮熱 |
1.5㎏ |
10.5㎏ |
12㎏ |
A液:B液=1:7 |
0.12kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで50m² |
12時間以上 |
水性・超耐候性 遮熱トップコート |
0.5㎏ |
3.5㎏ |
4㎏ |
2回塗りで16m² |
エコトップ |
1.5㎏ |
10.5㎏ |
12㎏ |
A液:B液=1:7 |
0.12kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで50m² |
12時間以上 |
水性・超耐候性 遮熱トップコート |
0.5㎏ |
3.5㎏ |
4㎏ |
2回塗りで16m² |
弾性トップ#14 |
3㎏ |
12㎏ |
15㎏ |
A液:B液=1:4 |
0.2kg/m2 ×1回塗り |
1回塗りで75m² |
12時間以上 |
保護・美装用 トップコート |
1㎏ |
4㎏ |
5㎏ |
1回塗りで25m² |
遮熱シートトップ100 |
16㎏ |
1液 |
0.1~0.15kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで53~80m² |
12時間以上 |
水性・遮熱トップコート 保護・美装用 |
3㎏ |
2回塗りで10~15m² |
遮熱シートトップ200 |
18㎏ |
1液(骨材入り) |
0.2~0.3kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで30~45m² |
12時間以上 |
水性・遮熱トップコート 保護・美装用 |
3㎏ |
2回塗りで 5~7m² |
シートトップ#100 |
16㎏ |
1液 |
0.1~0.15kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで53~80m² |
12時間以上 |
水性 保護・美装用 |
3㎏ |
2回塗りで10~15m² |
シートトップ#200 |
18㎏ |
1液(骨材入り) |
0.2~0.3kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで30~45m² |
12時間以上 |
水性 保護・美装用 |
3㎏ |
2回塗りで 5~7m² |
シートトップ#100 シルバー |
15㎏ |
1液 |
0.1~0.15kg/m2 ×2回塗り |
2回塗りで50~75m² |
非歩行 |
水性 保護・美装用 |
3㎏ |
2回塗りで10~15m² |
■副資材
品名 |
容量 |
備考 |
フローンシーリング |
320mlカートリッジ 10本入り |
ウレタンシーリング材 色/ホワイト・グレー |
ガラスクロス |
1m×100m |
ウレタン防水工事用補強クロス |
目地用クロス |
0.1m×100m |
ウレタン防水工事用補強クロス |
HNT自着シート |
1m × 15m |
自着層付通気緩衝シート シート部 1.2mm |
ラップテープ |
90mm × 50m |
HNT自着シート接合用テープ |
端末テープ |
75mm × 25m |
HNT自着シート端末処理用テープ |
脱気筒ステンレス |
1ケース 2個入り |
付属品(1個につき):補強クロス1枚 プラグレスアンカー4本+ |
フローンプラチップ |
2kg |
プラスチック骨材 細目 |
フローンプラチップL |
2kg |
プラスチック骨材 粗目(※ローラーネット使用) |
フローンパウダー |
15kg |
プライマー混練用 |
5kg |
常備色
画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。
フローン#12
フローン#12立上がり用
グレー・ホワイト
※フローン#12とフローン#12立上がり用では多少色が異なります。
遮熱シートトップ100/遮熱シートトップ200
画面に表示される色は実際の色とは多少異なりますので、 ご注意ください。
フレッシュグリーン (A-3) |
エメラルドグリーン (A-2) |
スカーレットブラウン (A-6) |
マスカットグリーン (A-1) |
フォックスグレー (A-4) |
サンドベージュ (A-5) |
特徴
フローン#12/フローン#12立上がり用
カラーウレタン塗膜防水材フローン#12、フローン#12立上がり用は、コストを重視した材料で、優れた性能と高品質で高度な防水機能を発揮します。
下地亀裂に対する追従性に優れ、弾性のある強靭な塗膜を形成し、水をシャットアウトします。
また、ウレタン塗膜防水材の優れた特性を生かすJASS 8※1、国土交通省共仕適合※2の工法等、用途に適した仕様が可能です。屋上、ベランダ等の防水材として、耐候性に優れ、数多くの施工実績を持つ信頼性の高い塗材です。
※1 JASS 8(日本建築学会建築工事標準仕様書・防水工事)
※2 国土交通省共仕(国土交通大臣官房 官庁営繕部慣習・建築工事共通仕様書)
容量・配合比
| 容量 | 配合比 |
A液 | B液 | セット | A液 | B液 |
フローン#12 | 6kg | 12kg | 18kg | 1 | 2 |
フローン#12 立上がり用 | 6kg | 12kg | 18kg ポリペール 缶セット | 1 | 2 |
工法1セットあたりの塗装面積
| 工法名 | 塗装面積 |
1 | LW-4.2JSHZ-J工法 | 約4.6m2 |
2 | LW-3.0CHZ-J工法 | 約4.6m2 |
3 | LW-2.0CHZ-J工法 | 約6.9m2 |
4 | LW-2.0HZ工法 | 約6.9m2 |
5 | LW-1.5HZ工法 | 約9m2 |
特徴1.高コストパフォーマンス
コストを重視しした材料で、優れた性能と高品質で高度な防水機能を発揮。
特徴2.防水効果
下地亀裂に対する追従性に優れ、弾性のある強靭な塗膜を形成し、水をシャットアウト。
特徴3.用途に適した使用が可能
ウレタン塗膜防水材の優れた特性を生かすJASS 8、国土交通省共仕適合の工法等が可能。 ポリペール缶を使用しており、使用後は回収してリサイクルします。
状態・一般物性
試験項目 |
フローン#12 |
フローン#12 立上がり用 |
試験条件 |
外観 |
A液 B液 |
透明粘稠液 着色粘稠液 |
透明粘稠液 着色粘稠液 |
|
粘度 |
A液 B液 A・B混合液 |
7,000mPa・s 27,000mPa・s 8,300mPa・s |
7,000mPa・s パテ状 130,000mPa・s |
BH型粘度計、23℃ BH型粘度計、23℃ BH型粘度計、23℃ |
密度 |
A液 B液 A・B混合液 |
1.04 1.64 1.30 |
1.04 1.64 1.30 |
JIS比重計、23℃ JIS比重計、23℃ JIS比重計、23℃ |
乾燥時間 |
硬化 完全硬化 |
24時間以上 7日間 |
24時間以上 7日間 |
23℃ 23℃ |
可使時間 |
60分 50分 |
60分 50分 |
10℃ 23℃ |
上塗可能時間 |
24~48時間 |
24~48時間 |
23℃ |
歩行可能時間 |
48時間以上 24以上 |
48時間以上 24以上 |
10℃ 23℃ |
硬度 |
60 |
60 |
ショア―A |
ホルムアルデヒド 放散等級 |
F☆☆☆☆ |
F☆☆☆☆ |
JIS K 5601-4-1 |
JIS A 6021の試験結果
試験項目 |
フローン#12 |
フローン#12 立上がり用 |
ウレタンゴム系高伸長形規格(旧1類) |
引張性能 |
引張強さ(N/mm2) |
23℃ |
2.5 |
3.7 |
2.3以上 |
-20℃ |
4.5 |
4.8 |
2.3以上 |
60℃ |
2.0 |
2.5 |
1.4以上 |
破断時の伸び率 |
23℃ |
822 |
760 |
450以上 |
抗張積(N/mm) |
23℃ |
410 |
567 |
280以上 |
破断時のつかみ間の伸び率(%) |
23℃ |
410 |
567 |
280以上 |
23℃ |
481 |
490 |
300以上 |
-20℃ |
409 |
331 |
250以上 |
60℃ |
368 |
274 |
200以上 |
引裂性能 |
引裂強さ(N/mm) |
15 |
14 |
14以上 |
加熱伸縮性能 |
伸縮率(%) |
-0.7 |
-0.7 |
-4.0以上 1.0以下 |
劣化処理後の 引張性能 |
引張強さ比(%) |
加熱処理 |
108 |
89 |
80以上 |
促進暴露処理 |
95 |
103 |
60以上 |
アルカリ処理 |
105 |
91 |
60以上 |
酸処理 |
110 |
86 |
80以上 |
破断時の伸び率(%) |
加熱処理 |
867 |
782 |
400以上 |
促進暴露処理 |
775 |
1104 |
400以上 |
アルカリ処理 |
890 |
748 |
400以上 |
酸処理 |
913 |
698 |
400以上 |
伸び時の劣化性状 |
加熱処理 |
異常なし |
異常なし |
いずれの試験片にもひび割れ及び著しい変形があってはならない。 |
促進暴露処理 |
異常なし |
異常なし |
オゾン処理 |
異常なし |
異常なし |
たれ抵抗性能 |
たれ長さ(mm) |
━ |
1.0以下 |
いずれの試験体も3.0以下 |
しわの発生 |
━ |
異常なし |
いずれの試験体にもあってはならない。 |
用途
施工例
フローン#12 施工例(X-2工法)
●プライマー施工(下塗り材)
下地の吸い込み止め、通気の遮断、フローン#12と下地の密着性を強化するため、必すプライマーを塗布して下さい。
コンクリート・モルタル面には、フローンプライマーHをA液:B液=1: 1(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、ハケ等を使用して塗り残しのないように均ーに塗布します。
標準使用量0.15kg/m2 (2回塗りでO.3kg/m2)
※下地の状況が悪く吸い込みが激しい場合は、3回以上塗布、または、フローンプライマーH塗布後、フローンパウダー を混合(フローンプライマーH 1に対し重量比で1)したものを塗布して下さい。
次工程可能時間2~24時間(23℃)
●ガラスクロス施工(補強材)
ガラスクロスはフローン防水材の膜厚管理のために用いて下さい。
貼り付け用の接着剤としてフローン#12 、フローン#12 立上がり用を使用します。
標準使用量0.3kg/m2
ガラスクロスは浮き、シワができないように注意して貼り付けて下さい。ガラスクロス端末の重ねしろは5cm以上とし2重貼りします。また、クラック部、伸縮目地及び、PC板、コンパネ等のジョイント部は、必す目地用クロスを使用し2重貼りを行い補強します。
次工程可能時間 24~48時間(23℃)
●フローン#12施工 (本材)
フローン#12 、フローン#12 立上がり用は、2液反応型ウレタン塗膜防水材です。施工前に重量比による正確な計量と充分な撹拌を行って下さい。
B液を事前に撹拌し、A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量します。ポリペール缶等の丸い容器にA液、B液の順に混合し、電動撹拌機(l,OOOrpm程度)で3分程度充分に撹拌します。上下、中外隅々までまんべんなく撹拌を行い、容器の側壁面はゴムベラでかき落とし撹拌不良がないようにして下さい。特にフローン#12 立上がり用は、平場用のフローン#12 と比較して粘度、チクソ性が高いので、撹拌不良がないよう注意して下さい。
平場施工
撹拌したフローン#12 を施工する箇所に流し、角ゴテ等を使用し規定の使用量を均ーに塗り広げます。規定量を均ーに塗布するには、1セット当たりの面積(坪取り)を出しておくと便利です。
標準便用量3.6kg/m2 (2回塗り)
次工程可能時間24時間~48時間(23℃)
立上がり用施工
撹拌したフローン#12 立上がり用を砂骨材ローラー等で規定の使用量を配り、ゴムベラ、角ゴテ等で平滑になるように塗り広げます。
標準使用量2.3kg/m2(2回塗り)
次工程可能時間24時閻~48時間(23℃)
施工仕上がり例![トップコート施工 写真](img/furon_no12_06.jpg)
●トップコート施工 (上塗り材)
防水層を保護し、美観、防滑等の機能を付与させるためにトップコートを塗布します。
トップコートには様々な製品、工法がありますので、使用方法を守り規定量を中毛ローラー、ハケ等を使用して塗り残しのないように均ーに塗布します。
スーパートップ遮熱 | 標準使用量0.2kg/m2×1回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
エコトップ遮熱 | 標準使用量0.12kg/m2×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
エコトップ | 標準使用量0.12kg/m2×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
遮熱シートトップ100 | 標準使用量0.15kg/m2×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
遮熱シートトップ200 | 標準使用量0.3kg/m2×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
弾性トップ14 | 標準使用量0.2kg/m2×1回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
シートトップ#100 | 標準使用量0.15kg/m2×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
シートトップ#200 | 標準使用量0.3kg/m2×2回塗り | 乾燥時間12時間~(23℃) |
※使用方法などの詳細は各カタログをこ参照下さい。
フローン#12 標準工法
※プライマーは、フローンプライマーHにかえてフローンプライマーU2も使用可能です。
※トップコートは、スーパートップ遮熱にかえて、弾性トップ14てせも使用可能です。
■国土交通省 X-1 適合 JASS B L-US適合 脱気工法
LW-4.2JSHZ-J工法 軽歩行用
工程 |
材料名 |
使用量 (kg/m²) |
上塗可能 時間(23℃) |
備考 |
1 |
フローンプライマーH |
0.2 |
2~24時間 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動攪拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、ハケにて 塗布する。 |
2 |
HNT自着シート |
━ |
━ |
HNT自着シート裏面の離着フイルムを剥がして、転圧をかけながら自着シートを張り付ける。 |
3 |
ラップテープ |
━ |
━ |
シートとシートのジョイント部はラップテープにて処理する。 |
4 |
端末テープ |
━ |
━ |
自着シートの端末部分は、端末テープを張り付け、ガラスクロスとフローンシーリングもしくはフローン防水材にて処理する。 |
5 |
脱気筒ステンレス |
━ |
━ |
25~50m2に1ヶの割合で取り付け、取り合い部はフローンシーリングにて補強クロスを貼り付ける。 |
6 |
フローン#12 |
1.9 |
24~48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に攪拌後、コテにて塗布する。 |
7 |
フローン#12 |
2.0 |
24~48時間 |
8 |
スーパートップ遮熱 |
0.2 |
━ |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ#14シンナーにて10~20%希釈、混合、撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
トップ14シンナー |
0.02~0.04 |
■国土交通省 X-2 適合 JASS B L-UF適合
LW-3.0CHZ-J工法 軽歩行用
工程 |
材料名 |
使用量 (kg/m²) |
上塗可能 時間(23℃) |
備考 |
1 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動攪拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、ハケにて 塗布する。 |
2 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
3 |
フローン#12 |
0.3 |
直後 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に攪拌後、コテにて塗布する。 |
4 |
ガラスクロス |
━ |
24~48時間 |
前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう均一に貼り付ける。 |
5 |
フローン#12 |
2.0 |
24~48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に攪拌後、コテにて塗布する。 |
6 |
フローン#12 |
1.6 |
24~48時間 |
7 |
スーパートップ遮熱 |
0.2 |
━ |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ#14シンナーにて10~20%希釈、混合、撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
トップ14シンナー |
0.02~0.04 |
■国土交通省 X-2 適合 立上がり仕様 JASS B立上がり仕様 適合
LW-2.0CHZ-J工法
工程 |
材料名 |
使用量 (kg/m²) |
上塗可能 時間(23℃) |
備考 |
1 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動攪拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、ハケにて 塗布する。 |
2 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
3 |
フローン#12立上がり用 |
0.3 |
直後 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に攪拌後、ゴムベラ、砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
4 |
ガラスクロス |
━ |
24~48時間 |
前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう均一に貼り付ける。 |
5 |
フローン#12立上がり用 |
1.3 |
24~48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に攪拌後、ゴムベラ、砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
6 |
フローン#12立上がり用 |
1.0 |
24~48時間 |
7 |
スーパートップ遮熱 |
0.2 |
━ |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ#14シンナーにて10~20%希釈、混合、撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
トップ14シンナー |
0.02~0.04 |
LW-2.0HZ-J工法 ベランダ・バルコニー・庇
工程 |
材料名 |
使用量 (kg/m²) |
上塗可能 時間(23℃) |
備考 |
1 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動攪拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、ハケにて 塗布する。 |
2 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
3 |
フローン#12 |
1.0 |
24~48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に攪拌後、コテにて塗布する。 |
4 |
フローン#12 |
1.6 |
24~48時間 |
5 |
スーパートップ遮熱 |
0.2 |
━ |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ#14シンナーにて10~20%希釈、混合、撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
トップ14シンナー |
0.02~0.04 |
LW-1.5HZ-J工法 ベランダ・バルコニー・庇
工程 |
材料名 |
使用量 (kg/m²) |
上塗可能 時間(23℃) |
備考 |
1 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動攪拌機で充分に撹拌後、中毛ローラー、ハケにて 塗布する。 |
2 |
フローンプライマーH |
0.15 |
2~24時間 |
3 |
フローン#12 |
2.0 |
24~48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に攪拌後、コテにて塗布する。 |
4 |
スーパートップ遮熱 |
0.2 |
━ |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、トップ#14シンナーにて10~20%希釈、混合、撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布する。 |
トップ14シンナー |
0.02~0.04 |
※事前に下地調査を必ず行って下さい。コンクリート・モルタルのエフロレッセンス(白華)、レイタンス、砂、ゴミ、ホコリは、完全に除去して下さい。旧塗膜がある場合は、当社にご相談ください。
※吸込みの激しい下地の場合、フローンプライマーHを3回以上塗布して下さい。
フローン#12/フローン#12立上がり用 公共建築工事標準仕様
■国土交通省建築工事共通仕様書(平成31年度版)抜粋
●ウレタンゴム系塗膜防水 ウレタンゴム系塗膜防水の種別及び工程
種別 | X-1 (絶縁工法) | X-2 (密着工法) |
工程 | 材料・工法 | 使用量 (kg/m2) | 材料・工法 | 使用量 (kg/m2) |
1 | 接着剤塗り 通気緩衝シート張り(注)5 | 0.3 | プライマー塗り | 0.2 |
2 | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り | 3.0(注)1,(注)4 | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り 補強布張り | 0.3(注)1 |
3 | ウレタンゴム系塗膜防水材塗り |
ウレタンゴム系塗膜防水材塗り | 2.7 (1.7) | (注)1 (注)2 (注)4 |
4 | 仕上塗料塗り(注)6 | ━ |
ウレタンゴム系塗膜防水材塗り |
5 | ━ | ━ | 仕上塗料塗り(注)6 | ━ |
表内(注)
- 表中のウレタンゴム系塗膜防水材の使用量は、硬化物密度が1.0Mg/m3である材料の場合を示しており、硬化物密度がこれ以外の場合にあっては、所要塗膜厚を確保するように使用量を換算する。
- 立上がり部はすべて、種別X-2とし、工程3及び工程4を( )内とする。
- ウレタンゴム系塗膜防水材塗りについては、1工程当たりの使用量を硬化物密度が1.0Mg3である材料の場合、平場は2.0kg/m2、立上がりは1.2kg/m2を上限として変更することができる。
- ウレタンゴム系塗膜防水材塗りは2回以上に分割して塗り付ける。
- 接着剤以外による通気緩衝シートの張付け方法は、主材料製造所の仕様による。
- 仕上塗料の種類及び使用量は、特記による。特記がなければ、使用量は、主材料の製造所の仕様による。
■フローンLW-4.2 JST-J工法(平成31年度版 国土交通省共通仕様書X-1 適合)
工程 |
材料名 |
使用量 (㎏/m²) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
1 |
素地調整 |
━ |
━ |
|
2 |
プライマーU2 |
0.2 |
2~24時間 |
原液のまま、ローラー、ハケにて塗布。 |
3 |
HNT自着シート |
━ |
━ |
HNT自着シートの離着フィルムを剥がし、転圧をかけながらシートを貼り付ける。 |
4 |
ラップテープ |
━ |
━ |
シートジョイント部はラップテープを張り付けて転圧する。 |
5 |
端末テープ |
━ |
━ |
自着シートの端末部分は、端末テープを貼り付け、ガラスクロスとフローンシーリングもしくはフローン防水材にて処理。 |
6 |
脱気筒ステンレス |
━ |
━ |
25~50に1ケの割合で取り付け、取り合い部は、フローンシーリングにて補強クロスを貼り付ける。 |
7 |
フローン#12 |
1.9 |
24~48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分撹拌後、コテにて塗布。 |
8 |
フローン#12 |
2.0 |
24~48時間 |
A液:B液=1:2(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分撹拌後、コテにて塗布。 |
9 |
弾性トップ14 トップ14シンナー |
0.2 0.1 |
━ |
A液:B液=1:4(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて50%希釈、電動撹拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
※上塗り材は、各種トップコートの選択が可能です。「仕様」のトップコート一覧表をご参照ください。
■フローンLW-3.0 OCT-J工法(平成31年度版 国土交通省共通仕様書X-2 適合)
工程 |
材料名 |
使用量 (㎏/m²) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
1 |
素地調整 |
━ |
━ |
|
2 |
フローンプライマーU2 |
0.2 |
2~24時間 |
原液のまま、ローラー、ハケにて塗布。 |
3 |
フローン#12 |
0.3 |
直後 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布。 |
4 |
ガラスクロス |
━ |
24~48時間 |
前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう均一に貼り付ける。 |
5 |
フローン#12 |
2.0 |
24~48時間 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合、電動撹拌機で充分に撹拌後、コテにて塗布。 |
6 |
フローン#12 |
1.6 |
24~48時間 |
7 ※ |
弾性トップ14 トップ14シンナー |
0.2 0.1 |
━ |
A液:B液=1:4(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて50%希釈、混合、電動撹拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
※上塗り材は、各種トップコートの選択が可能です。「仕様」のトップコート一覧表をご参照ください。
■フローンLW-2.0 OCT-J工法(平成31年度版 国土交通省共通仕様書X-2立上り仕様 適合)
工程 |
材料名 |
使用量 (㎏/m²) |
上塗可能時間 (23℃) |
備考 |
1 |
素地調整 |
━ |
━ |
|
2 |
フローンプライマーU2 |
0.2 |
2~24時間 |
原液のまま、ローラー、ハケにて塗布。 |
3 |
フローン#12立上り用 |
0.3 |
直後 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に撹拌後、ゴムベラ、砂骨材ローラー、コテにて塗布する。 |
4 |
ガラスクロス |
━ |
24~48時間 |
前工程の直後に、浮き、シワが発生しないよう均一に貼り付ける。 |
5 |
フローン#12立上がり用 |
1.3 |
24~48時間 |
A液:B液=1:1(重量比)の割合で計量、混合し、電動撹拌機で充分に撹拌後、ゴムベラ、砂骨材ローラー、コテにて塗布。 |
6 |
フローン#12立上がり用 |
1.0 |
24~48時間 |
7 ※ |
弾性トップ14 トップ14シンナー |
0.2 0.1 |
━ |
A液:B液=1:4(重量比)の割合で計量、トップ14シンナーにて50%希釈、混合、電動撹拌機で撹拌後、中毛ローラー、ハケにて塗布。 |
※上塗り材は、各種トップコートの選択が可能です。「仕様」のトップコート一覧表をご参照ください。
施工納り図
※1立上がり面は、フローン#12にフローン防水剤用ダレ止め材を10%添加しても使用可能です。
1.クラック部
![クラック部の図](img/furon_no12_21.jpg)
2.伸縮目地
![伸縮目地の図](img/furon_no12_22.jpg)
3.出隅
![出隅の図](img/furon_no12_23.jpg)
4.入隅
![入隅の図](img/furon_no12_24.jpg)
5.笠木立上がり
![笠木立上がりの図](img/furon_no12_25.jpg)
6.金属笠木(別途工事)
![金属笠木の図](img/furon_no12_26.jpg)
7.ドレン回り
![ドレン回りの図](img/furon_no12_27.jpg)
8.庇回り
![庇回りの図](img/furon_no12_28.jpg)
9.脱気筒ステンレス
![脱気筒ステンレスの図](img/furon_no12_29.jpg)
10.壁貫通パイプ
![壁貫通パイプの図](img/furon_no12_30.jpg)
11.床貫通パイプ
![床貫通パイプの図](img/furon_no12_31.jpg)
12.ALC板ジョイント
![ALC板ジョイントの図](img/furon_no12_32.jpg)
13.デッキプレート
![デッキプレートの図](img/furon_no12_33.jpg)
14.コンパネジョイント
![コンパネジョイントの図](img/furon_no12_34.jpg)
フローンHNT工法
露出工法
保護モルタルを必要とせず、工期の短縮、軽量化がはかれます。
常温硬化
2液を混合すると硬化し、また物理的、化学的性質も優れています。
冷工法
無溶剤、冷工法で衛生的で安全な作業が行えます。
シームレス施工
塗り工法なので継目のない連続した防水層が得られます。
追従性
下地に対する追従性に優れ、亀裂による破断がありません。
高作業性
レベリング性が良く、作業性に優れ、平滑な防水層が得られます。
広範囲施工
出隅、入隅、ドレン回り等の複雑な箇所への施工が容易です。
脱気工法
下地からの水分を逃し「ふくれ」を防止します。
国土交通省X-1適合 JASS 8 L-USS適合
LW-4.4XHZ-J工法(軽歩行用)
- ①エクストラボンドS
- ②エクストラシートS(写真の①)
- ③ジョイントテープ(写真②)
- ④脱気筒ステンレス(写真⑤) 25~50m2に1基
- ⑤フローン#12
- ⑥フローン#12
- ⑦スーパートップ遮熱
副資材
脱気筒ステンレス
水蒸気を防水層から外へ逃がす耐候性抜群の優れもの
■寸法表(単位:mm)
副資材 商品イメージ
![副資材](img/hnt_03.jpg)
①エクストラシート/②ジョイントテープ/③ガラスクロス
④目地用クロス/⑤脱気筒ステンレス
スーパートップ遮熱 標準希釈率(23℃)
| 防水面 |
常備色 | 0~15% |
白および淡彩色 | 10~20% |
中彩色 | 5~15% |
濃彩色 | 0~10% |
(ローラー施工時)
目地処理方法
- 工程1 既存目地の全撤去
-
- 既存の目地材、発泡体は全撤去して下さい。大きい段差がある場合は、サンダーで削るか、ポリマーセメントで平滑にして下さい。
- 工程2 目地の調整、清掃
-
- 目地は、充分乾燥し、雨、雪、降霜等の天気や結露のおそれがある場合は、施工しないでください。目地の異物、よごれは、接着不良の原因となりますので、異物は取り除きます。油分がある場合は、シンナーで取り除いたあと、充分溶剤をとばして下さい。
- 工程3 バックアップ剤の挿入
-
- バックアップ材は、目地の深さを調整し、三面接着を避けるために使用します。バックアップ材の材質は、ポリエチレンの独立発泡体で丸棒もしくは角棒状です。また、目地幅に対して丸棒では、20~30%程度広いもの、角棒では、やや大きめのものをねじれないように挿入します。
- 工程4 プライマー塗布
-
- 被着体にあわせて選定したプライマーを刷毛で塗り、塗り残しやむらのないように均一に塗布します。
- 工程5 フローンシーリングの充填準備
-
- 目地の大きさに合わせてノズルを斜めにナイフで切り、ノズルの億の防湿膜を針金で破ってからコーキングガンに装填します。
- 工程6 フローンシーリングの充填
-
- フローンシーリングは、目地底部まで行きとどくように、また、気泡が入らないように加圧しながら一定速度で充填します。
特に目地両端部や交差部には、気泡が入りやすいので注意して充填して下さい。
- 工程7 補強クロス貼り(目地用クロス)
-
- フローンシーリング充填後、目地用クロスを貼りつけます。浮き、シワができないように注意して貼りつけて下さい。目地用クロス端末の重ねしろは5cm以上とし、2重貼りします。
- 工程8 押え仕上げ
-
- 目地用クロス貼りつけ直後、ゴムベラ等を用いて網の目が隠れる程度までフローンシーリングを塗り広げ、表面を平滑に仕上げます。
- 工程9 養生
-
- 押え仕上げ終了後、完全硬化するまでは触れないように養生します。
※目地交差部に脱気筒を取り付ける箇所には脱気穴(Φ50mm)を開けて下さい。
脱気筒ステンレスの施工例
目地処理をした後、下地に通気・緩衝シートを施工し、カッター等を用いて目地の交差部に脱気穴(Φ50mm)を開ける。
次に通気・緩衝シートの上から下地に脱気筒固定用のプラグレスアンカー下穴(Φ3.4mm)をドリル等で開ける。
下穴に合わせて脱気筒本体を置き、プラグレスアンカーで固定する。次に脱気筒本体皿部全体にフローンシーリングを塗布する。
工程2の直後に補強クロス(目地用クロス)を貼り、フローンシーリングをゴムベラなどを用いて端末部の段差をなくし補強する。
フローン-防水材をコテ又はゴムベラで塗布する。フローン防水材が硬化後、刷毛、ローラーを用いてトップコートを塗布する。
脱気筒と接合する防水端末部分をフローンシーリングにて処理し、ステンレスワッシャー、外筒、上蓋の順にかぶせて取り付ける。
外筒が廻らないように固定しながら、上蓋だけを緩める。
注意点
●改修
ウレタン塗膜防水材及びトップコートの塗替えには、フローンプライマーUS、塗替えプライマーエコを使用してください。
※その他の塗替えについては、当社にご相談ください。
トップコート塗り替え目安 |
スーパートップ遮熱 | 8~10年 |
エコトップ遮熱 | 6~8年 |
エコトップ | 5~7年 |
遮熱シートトップ100/200 | 4~6年 |
弾性トップ14 | 4~6年 |
シートトップ | 3~5年 |
※標準塗付量使用時
●コンクリート・モルタル下地の確認と調整
●下地の乾燥
- コンクリート・モルタルの養生不足は、水分の影響により防水層のフクレ、硬化不良を、また、アルカリの影響により密着不良が発生する恐れがあります。したがって、含水率が高周波水分計ケット社製 Hl-500・Hl-520で測定し、コンクリートレンジの表示値が5%以下、かつpH9.5以下になってから施工して下さい。
5%以下でも気温が急上昇の時は湿気の突き上げがあるので注意して下さい。
- コンクリート・モルタル打設後の養生期間 (目安)
夏期:3週間以上 冬期:4週間以上
- 降雨直後で下地が全面的に水分を含んでいる場合は、2日以上乾燥させて下さい。
- 部分的にしめっている場合は、パーナー等でその部分を乾燥させて下さい。
火気を使用しますので溶剤系塗料を同時に取り扱うことは避けて下さい。
●不陸調整
- 凸部や突起物はサンダーで削り、平らにして下さい。
- 不陸・凹みなど下地の凹凸が激しい場合はフローン無機防水で平滑にして下さい。
- ルーフドレンの位置にも注意し、水溜りが絶対にできないようにして下さい。
●モルタルの浮き
- 浮きの程度が激しい場合には、浮いている部分をはつって強固な下地面を出し、新たにモルタルを打設して下さい。(必す打継用接着剤を使用)
浮きの程度が小さい場合はエポキシ系注入剤を注入して下さい。
●清掃(レイタンス、脆弱部、砂、ゴミ、ホコリ等)
- レイタンスや表面が脆い部分はサンダー、ケレン棒、金ブラシ等で除去し、丈夫な下地を出して下さい。
●勾配
●金属物との取り合い
- 貫通パイプ、ルーフドレン、手すり金具等の金属廻りは塗料、サピ等をケレンし、モルタルとの取り合い部をUカットしてプライマー塗布、乾燥後、フローンシーリングを充填して下さい。特にドレン廻りはガラスクロスを使用し補強して下さい。
●目地処理
- 目地は既存の充填材を除去し、プライマー塗布、乾燥後、バックアップ材またはポンドブレー カーを挿入、フローンシーリングにて処理し、ガラスクロスを使用し補強して下さい。
●出入隅
- 入隅は通りよく直角にして下さい。
- 出隅は鋭角を避け、通りよく45度で5mm程度に面取りして下さい。
フローン#12 施工上のご注意
- フローン#12の可使時間、硬化時間は、施工時の温度に大きく影響されます。
最適温度は、 15℃~25℃です。5℃以下になりますと硬化が極端に遅くなります。30℃以上になりますと、反応が急激に進み、発泡、塗り継ぎむら等施不良を起こすことがありますので、温度には充分注意して下さい。
*5℃以下での施工は避けて下さい。
- フローン#12 は、水分と反応硬化しますので、湿度、雨、汗等にも充分に注意して下さい。
- 溶剤希釈は、基本的には行わないで下さい。冬期に、粘度が高くなり、希釈する場合は、トップ14シンナーを使用し、添加量はA液•B液合計量の2%(重量比)を限度とします。過剰なシンナー希釈や、トップ14シンナー以外の希釈剤使用は硬化や塗膜物性の低下等を起こしますので避けて下さい。
- プライマー塗布後、次工程までの間隔が空いたり雨に打たれた場合は、プライマーを再塗装して下さい。
- 動植物に影響を及ぽす可能性がありますので、施工時及び施工後の換気を充分に行って下さい。
- 塗料、塗料容器、塗装具を廃棄する時は、産業廃棄物として処理して下さい。
- フローン#12クールホワイトを施工する際は目を保護する為、サングラス等を装着して下さい。
フローン#12 取り扱い上のご注意
- フローン#12は湿気、水分等と反応硬化します。開缶したものは、速やかに使用して下さい。
- 施工時は、換気に充分注意し、有機ガス用防毒マスク、保護メガネ、保護手袋等の保護具を着用して下さい。
- 塗材が付着した場合は、速やかに洗い落として下さい。万一、目に入った場合は、多量の水でよく洗い、痛みの取れない場合は、医師の診察を受けて下さい。
- 材料は、冷暗所に保管し、火気には充分注意して下さい。また、施工現場での保管は、雨等が当たらないようにし、外部の野積みは避けて下さい。
- 施工後はよく手を洗い、充分にうがいをして下さい。
フローン#12 ご使用時・維持管理上のご注意
この防水層の機能と美観を保つため、以下に注意して下さい。
- トップコートは、降雨や歩行等により3~7年で徐々に磨耗します。防水層の機能を維持するため、3~7年毎に塗り替えを行って下さい。(有償)
※塗り替え目安参照
- 保護塗料が薄くなったり、ひび割れ等が生じた場合は管理会社等にご相談の上補修して下さい。(有償)
- 防水層の洗浄には家庭用の中性洗剤を使用して下さい。酸、塩素系の洗剤は防水層に損傷を与える恐れがあります。
- 防水層の清掃は柔らかい布や雑巾を使用し、充分に乾燥させて下さい。金属ブラシや金属タワシを使用しますと傷がついたり、損傷する恐れがあります。
- 排水口や排水溝、ドレン廻りのゴミ、泥は定期的に点検、除去し、水溜りのないようにして下さい。
- 防水層の表面が水などで濡れている場合は滑りやすいのでこ注意下さい。
- ハイヒールやスパイクシューズ等、防水層を損傷する恐れのある履物で歩行しないで下さい。
- 防水層の上で 火気のご使用はおやめ下さい。タパコの吸殻の投げ捨てや花火、溶接作業などはしないで下さい。
- 防水層の上でゴルフや一輪車等の練習はお止め下さい。クラブや車輪等で防水層を傷つけることがあります。
- 防水層の上で重量物を引きずったり、落としたりしないで下さい。
- 防水層の上に椅子やテーブルを置く場合は、足にゴムキャップをかぶせる等して、防水層を保護して下さい。また、物置等の重量物を直かないで下さい。
- 防水層の上に植木鉢、プランターを置かれる場合は直接置かず、台等を使用し、下部の風通しを良くして下さい。
HNT工法 使用上のご注意
- 換気の良い場所で取扱う。
- 容器はその都度密栓し、取扱い時は転倒・落下に注意する。
- 周辺での火気、スパーク、高温物の使用を禁止する。
- 静電気対策のため、装置等は接地し、電気機器類は防爆型(安全増型)のものとする。
- 工具は火花防止型のものを用いる。
- 皮膚、粘膜、又は着衣に触れたり、目に入らないように適切な保護具を着用する。
- 取扱い後は、手、顔等を良く洗い、休憩所などに手袋などの汚染保護具を持ち込まないこと。
- イソシアネートと反応する水等の物質との接触には十分注意する。
HNT工法 保管上のご注意
- 保管中は必ず容器を密閉し、通風の良い所定の場所に保管する。
- 日光の直射を避ける。屋内貯蔵所は、耐火構造で十分換気ができ、床材は不浸透性の材料とする。
- 火気、熱源から遠ざけ、関係者以外立入り禁止の標識を掲示する。
HNT工法 施工上のご注意
- コンクリート・モルタルの養生不足は、水分の影響により塗膜のフクレ、硬化不良を、また、アルカリの影響により密着不良を招く場合があります。したがって、含水量が高周波水分計ケット社製HI-500・HI-520で測定し、コンクリートレンジの表示値が5%以下、かつpH9.5以下になってから施工して下さい。コンクリート・モルタル打設後、常温乾燥で夏期3週間以上、冬期4週間以上の期間が必要です。また、降雨直後で下地が水を含んでる場合は、2日以上乾燥して下さい。
- 下地は、レイタンス、砂、ゴミ、ホコリ等を完全に取り除き、不陸はフローン無機防水αで平滑に処理して下さい。
※特殊下地の処理については、当社にご相談下さい。
- 水勾配を正確にとり、またルーフドレンの位置にも注意し、水たまりが絶対できないように下地を作って下さい。
- コンリート・モルタル等に発生した亀裂は、Uカットしてプライマー塗布後フローンシーリングを充填し、ガラスクロスで補強して下さい。
- フローン防水材の可使時間、硬化時間は、施工時の温度に大きく影響されます。最適温度は、15℃~25℃位です。5℃以下になりますと硬化が極端に遅くなります。30℃以上になりますと、反応が急激に進み、発泡、塗り継ぎむら等施工不良を起こすことがありますので、温度には充分注意して下さい。
また、フローン防水材は、水分と反応しますので、湿度、雨、汗等にも充分に注意して下さい。
- フローン防水材の溶剤希釈は、基本的には行わないで下さい。
- 当社の防水材及びトップコートの塗り替えには、フローンプライマーU、またはフローンプライマーUS、または塗替えプライマーエコを使用して下さい。
- 動植物に影響を及ぼす可能性がありますので、施工時及び施工後の換気を充分に行って下さい。
- 塗料、塗料容器、塗装具を廃棄する時は、産業廃棄物として処理して下さい。
引火性あり |
警告 |
有害性あり |
|
1.引火制の液体である。
2.健康に有害な物質を含有している。
3.皮膚に付着するとかぶれを起こす恐れがある。
4.蒸気を吸入すると人により喘息様症状を起こすことがある。
|
|
業務用 |
<注意事項>
1.通常の塗料に比べて幾分毒性が強く、吸入したり皮膚に触れたりすると中毒やかぶれ、また、重い健康障害を起こす恐れがありますから、取り扱いについては、容器に表示された注意事項を守って下さい。
2.アレルギー性等の特異体質、皮膚過敏症や呼吸器系疾患を有する人は、取り扱いを避けて下さい。
(呼吸困難や喘息を引き起こす恐れがあります。)
※詳細な内容が必要な場合には、安全データシート(SDS)をご参照下さい。
|
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備考
メーカーサイト:東日本塗料 https://www.hnt-net.co.jp
メーカーPDFカタログ:フローン#12・
フローンHNT工法